今回は私が使用している2ブランドのアルコールインクを比較します。
– Jacquard Piñata (ジャカード ピニャータ)
アメリカのJacquard (ジャカード)社のPiñata (ピニャータ) アルコールインクです。
ピニャータとはスペイン語で、子供の誕生日やお祭りに使われる、
お菓子やおもちゃを詰めたカラフルなくす玉を意味するそうです。
ジャカード ピニャータのアルコールインクは多色セットも販売されているので
初めてアルコールインク アートを始める方に人気です。
私も最初にこちらの9色セットを購入しました。
ちゃんとゴールドも入っているのが嬉しいです。
ですが、赤はありません。かわりにマゼンダは入っていますよ。
– Ranger (レンジャー)
こちらのRanger (レンジャー) 社もアメリカの会社です。
レンジャー社のアルコールインク関連商品は Tim Holtz (ティム ホルツ) というライン。
私はシルバーはレンジャーのものを使用しています。
こちらはだいたい単色または3色セットで販売されています。
お値段はジャカード ピニャータよりもちょっと高いです。
Jacquard Piñata (ジャカード ピニャータ) も Ranger (レンジャー) も
どちらも発色は良くとてもオススメです。
個人的にはインクが出る口が細いRangerの方が思い通りにインクを
落としやすく好きです。
(左がレンジャー、右がジャカード ピニャータです)
画像を見ていただくとよく分かりますよね。
インクの出てくる穴自体が小さいのもありますが、
ボトルの口が全体的に細くなっています。
特にピンポイントでインクを落としたい時に、ボトルを逆さまにしていても
ボトルの先が見やすく、狙いやすいです。
そして、レンジャーのアルコールインクのボトル内には、
振った時にインクが混ざりやすいように球が入っています。
よく修正ペンとかマニキュアとかに入っているやつですね。
ジャカード ピニャータの方には入っていません。
(メタリックを除く) カラーが多いのもレンジャーです。
カラーの種類だけなら現在はジャカード ピニャータの1.5倍くらいあると思います。
初めてアルコールインクを購入される時は、まずジャカード ピニャータのセット、
そしてレンジャーでカラーを追加するのがオススメです。
もちろん日本や北米にお住まいの方には日本のコピック社の
補充用バリオスインクをオススメします。
追記: 2020年春、バリオスインクはボトルがリニューアルされコピックインクに生まれ変わりました。
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