
Tate Britain
テート ブリテンではクラシックからモダン、主に絵画と彫刻の作品が楽しめます。
ロンドンでは比較的小さな美術館で2フロアのみなのですが、
閉館前の2時間いましたがそれでも結構急ぎ足で見て回りました。
テート ブリテンへはこちらの作品を見るために行きました。
John Everett Millais というイギリスのアーティストの ‘Ophelia’ という作品。
テート ブリテンで特に人気の高い作品です。
水の青さと美しい草花、そしておとぎ話のようなシーンが印象的です。
こちらも同アーティストのもので、‘The Lady of Shalott’ という作品。
最後にもう一作品、私が好きだったもの。
‘Cholmondeley Ladies’ という作品だそうです。
アーティストが不明なんです。
左右コピーしたようなデザインなのですが、よく見てみると輪郭や目の色、
ネックレス、ドレスの模様などが左右少しずつ違います。
そして母と子で、目の色やドレスの模様が同じなんです。
二人の赤ちゃんそれぞれ、お母さんそっくりです。
シンプルな構図ですが、その細部の違いからストーリーが気になります。
Cholmodndeley家に同じ日に生まれた二人が、同じ日に結婚し、
同じ日に子供を産んだことを表しています。
双子が全く同じ人生を歩んでいるということですね、 映画のようなストーリーです。
このアーティストの他の作品が存在するなら見てみたいです。
テート ブリテンでは素晴らしいイギリスのアートを多く扱っています。
ガイドブックにはあまり大きく載っていない美術館ですが、
アートが好きな方にはとてもおすすめです。
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