今回は私がフルイッド アクリリック アートで使用しているガストーチ (ガスバーナー)
をご紹介します。
左の缶が補充用ガス、右がガストーチです。
なぜフルイッド アクリリック アートにガストーチを使うのか。
使わなくてもセル ( = 細胞像の模様) は出来ます。
(セルが全く出ない / 数えるほどしか出ない時は、
メディウムのレシピの問題であることがほとんどです。)
ですが、ガストーチを使ったらもっと大きくて多くの
セルを出すことができます。
熱によって反応しているので、実は熱いものであれば
ガストーチでなくても大丈夫です。
( 燃やしたり炙っているわけではありません。)
ヘアドライヤーや、ヒートガン (ヘアドライヤーに似ていますが、
さらに高温、熱のみで風は出ません) を使用している人も多いのですが、
私はガストーチがお勧めです。
ヘアドライヤーですと温度が低いため反応しにくいです。
さらに風が出るので、絵の具がヨレやすく作品が台無しになってしまいます。
風によって絵の具の表面だけが先に乾いてしまうので、そのあとにキャンバスを傾けたり
しても流れ ( 変化 ) を加えることが難しくなります。
なので私はヘアドライヤーは使いません。
ヒートガンとガストーチのどちらを購入しようか悩みました。
ヒートガンの利点としては、リフィル (補充) しなくて良いという点、
そして電気なので比較的安心という点です。
最終的にガストーチを選んだ理由は4つ。
1:高温である。
2:小さくて軽い。
3:コードレスなので、コードが作品に当たってしまう心配がない。
4:静か。
特に、コードレスであることは大きな決め手です。
コードを気にしながらトーチするストレスが無いですし、作品にコードがあたるリスクを回避できます。
そして、ヘアドライヤーとヒートガンはどちらも結構うるさいです。
静かなガストーチはいつでも騒音を気にせず安心して使えます。
小さくて軽いガストーチは長時間使用しても手が疲れずお勧めです。
私の使用しているガストーチは、最高1300度とかなり高温になります。
そして、サイドのダイヤルで火力の調節も可能です。
ガストーチを使用する場合は、ガスのリフィル (補充) をする必要があります。
最初は自分で出来るか心配でしたが、リフィルはすごく簡単にできます。
ただし、ガスを使用していますので使用方法には十分お気をつけください。
必ず部屋の換気をしながら使用してくださいね。
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