今回はレジンアートについてこれまでの記事では詳しく説明していなかった
これをやっておくと便利 !
という事を4つご紹介したいと思います。
1: パネルやキャンバスの裏はマスキングテープやビニールテープで覆う
画像ではクリアのテープを貼っているのでとても見にくく申し訳ないのですが、綺麗に外側の淵に沿って貼ります。
一般的にレジンアートに使われるレジンは硬化に24時間以上かかります。
そのため、硬化途中にもキャンバスから流れ落ちるレジン液がつららのようにそのままの形で硬化してしまいます。
完全に硬化した後にこのマスキングテープを剥がせば、このレジンのつららも綺麗に取れます。
ただしテープを剥がす際には、キャンバスのサイドのレジンまで割れたり浮いたりしないように、少しずつ丁寧に剥がしてくださいね。
個人的にはマスキングテープよりビニールテープの方が好きです。
マスキングテープはレジンを吸うからか、少し剥がしにくい気がします。
ちなみに使用しているパネルはウッドパネルで、キャンバスなど何も張りません。
キャンバスはレジンの重さで中央が弛んでしまったり、レジンが中央に流れてしまって角だけキャンバス地がむき出しになってしまう可能性もあります。
木製パネルには大体ラワンベニヤとシナベニヤの2種類が多く見られます。
私はアートは素人なので詳しくはわかりませんが、ワランベニヤは時間経過で茶色い灰汁が出てくる場合があり、シナベニヤはその点では心配がないという情報を見たので、基本的にはシナベニヤを使用しています。
単品で購入すると割高なので、私は10枚セットなどで購入することもあります。
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2: ガストーチ (バーナー) はアルミホイルで包む
なぜそんなことをしているのかと言いますと、
まずレジンアートをしていると、手がレジンでベタベタになります。
このベタベタは本当にしつこくて、洗剤で手を洗っても落ちません。
もちろん手袋をつけて作業しているのですが、作業時間も限られているため、手袋を外したりつけたりしている余裕はあまりありません。
なので、私はガスバーナーを燃えにくいアルミホイルで包んでいます。
こうしておけばベタベタがついても、片付ける時にはアルミホイルを外してしまえば綺麗です。
もちろんガスバーナーについたレジンも放っておけば硬化するので、そのまま放置しておいても大丈夫ですよ。
(レジンは通常、火気厳禁とされています。自己責任で行ってください。
私は”有機溶剤用”ガスマスクを着用しています。
火を使わなくても、レジンを湯煎しておくと気泡が抜けやすくなります。)
3: 敷くのは新聞紙ではなくビニール性のシート
レジンアートを始めた頃はテーブルに新聞紙などを重ねいました。
ですが新聞紙は引火するととても危ないですし、ビニール性のシートを2枚重ねた方が便利だと最近気づきました。
ビニールについたレジンは硬化すると綺麗に剥がせるので、同じシートを繰り返し使えます。
私はシートが破れた時のために念のため2枚重ねています。
現在は新聞紙は作業部屋に置かないようにしています。
フロアを覆うのも引火しにくいベニヤ板を敷いています。
4: 高さ調節にポプシカルスティック
作業している時に、レジンがキャンバスの一方方向に流れてしまうことはよくあります。
キャンバスも平らに見えてもわずかに反りがあったりします。
そんな時は台 (画像では紙コップ) の下にポプシカルスティック
(アイスの棒のようなスティック)を差し込んで、高さ調整をしています。
今回はこれで以上です。
まだいくつかご紹介したいこともあるのですが、画像の用意ができ次第追加しますね。
レジンは通常、火気厳禁とされています。火を使わなくてもレジンアートはできますので自己責任で判断してください。
火を使う場合は消化器などを用意し、必ず十分に換気をしてください。
有機溶剤用ガスマスクとグローブを着用して作業してください。
(改めまして、レジンは基本的に火気厳禁と記載されていますので、ガストーチやヒートガンなどの使用は自己責任で行ってください。レジンは有機溶剤であり、健康への影響もあります。必ず充分な換気をしながら、有機溶剤用のマスクを着用して作業を行ってください。)
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