大変遅くなりましたが …… 明けましておめでとうございます!
2019年は2018年と比較すると、本当にFluid Art (フルイドアート) が流行しました。
2018年は日本ではまだほとんど知られていませんでしたが、2019年に入ってからは、ワークショップが増えたり、作品を個展に出品される方が増えました。
2018年にはフルイドアクリリック(ポーリングアート/アクリリックポアーなど他の名前でも呼ばれる)の流行の兆しが見られ、2019年はアルコールインクアートが高速で流行した印象があります。
アルコールインクアートとフルイドアクリリック、どちらも、誰でも出来るその手軽さから、一気に広がっています。
2019年には、アルコールインクアート用に日本で購入できるIPAのご紹介をさせていただきました。
IPA自体は2017年にblogを始めた時にご紹介させていただいたのですが、日本では商品を見つけることができませんでした。
日本でアルコールインクアートをされている方の間では、『アルコールインクアートには無水エタノール』という観念が定着しつつありました。
2019年になってやっと日本でも良いIPAを見つけることができ、とても感動したのを覚えています。
blogで商品をご紹介させていただいて以降、IPAを使用される方が一気に増え、今では無水エタノールを使用している方は少数派となりつつあります。
IPAを使用した方々から『無水エタノールよりも描きやすく、綺麗なラインが出るようになりました!』と嬉しいコメントをいただくこともありました。
良いアルコールは、インクの上にアルコールを垂らした時点で、その良さははっきりと目に見えます。
インクの上にアルコールを垂らした時に、小さなセル (細胞状の模様) が見えるものがベストです。
まだIPAを試したことがない方は、是非使ってみてください。
もちろん海外にお住いの方も、別ブランドのものをオンラインやドラッグストアで購入できますよ。 イソプロピルアルコールやイソプロパノールアルコールとも呼ばれます。 アルコールを99%以上含むものが良いです。
いつも新しい商品を購入して試し、良いものをご紹介させていただいていますが、やはりフルイドアートには向かないものも多く、無駄になることも多いです。 そんな時は毎回とても落ち込みます。 しかし結果的には、これまでの実験や失敗があったからこそ、『私はこれを使っています』ではなく、『これが一番良い』とお伝えしてこれたのだと思います。 ニードル付き容器も、(もちろん私が販売しているわけではないのですが…) 他の様々な容器と比較し、自信を持ってお勧めできるものです。 海外ではニードル付き容器を使用している方はまだ見たことがありませんが、日本では多くの方にとってアルコールインクアートの必需品となっていることに少し驚きながらも、このblogにやりがいを感じています。 なので、良いものをご紹介でき、皆さんにも試していただいて、コメントまでいただけた時にはとても嬉しいです。 皆さん、本当にありがとうございます! 2019年には、日本のIPAをご紹介できたことがこのblogで一番成果があったことかな、と感じています。 2020年にはアルコールインクアートが日本でさらに浸透し、より幅広い年代の方々にもしていただけるようになると思います。 また、レジンアート(レジンアートペイント)も少しずつ知られ始めているので、そろそろ流行も始まるのではないのかと思います。 現在、日本ではまだレジンアートは基本的な海のデザインのものやマーブル模様が多いですが、今年はより多くのデザインが見られるのではないかと期待しています。 最後に、blogをあまり更新できず、申し訳ありません。 たくさん書きたいことがあるのですが、情報があっても実証や写真撮影まで手が回らなかったり、書く書く詐欺のようで申し訳ないです。 それにも関わらず、いつも読んでくださっている方々、Instagramにコメントをくださる方々には本当に感謝の想いでいっぱいです。 2020年もどうぞよろしくお願いいたします。 |
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