福井県大野市でアルコールインクアートのWSを行います!
2022年6月から、私の地元である福井県大野市のCoconoアートプレイスさん主催でインクアートのWS講師を努めさせていただくことになりました。
(追記: 大変申し訳ございませんが、次回開催は未定です。)
画材さえあればご自宅で簡単に楽しんでいただけるアートです。
今回WSを開催させていただくにあたって、WSで使っていただく画材を参加者さま向けにこちらにまとめたいと思います。
それぞれの画材についての細かい説明は省きますので、詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。
WSで使う画材
1: アルコールインク
(海外ブランド2種類)
- Jaquard Piñata ジャカード ピニャータ

初めてアルコールインクアートを始める方には、メタリックゴールドも入っている9色セットが人気です。
発色がとても良いです。
- Ranger レンジャー (Tim Holtz ティム ホルツ)
メタリックカラーは私はピニャータの大容量ボトルのものを小さな容器に詰め替えています。
「一番人気ですよ!」とご紹介したメタリックはBrassです。

小さい容器もあります。

(日本のアルコールインク)
- Copic コピック
2: アルコール液 + ニードル付き容器

– IPA(イソプロパノールアルコール)

↑2本セット https://amzn.to/3zGheLm
WSではこのIPAを使用します。
4Lのものを小さなボトルに詰め替えてご用意しています。
コロナ禍ということもあり、ご自宅に無水エタノールがある方もいらっしゃるかと思います。
IPAと比べると高価ですが、無水エタノールもインクアートに適しています。
そしてアルコール液を使用する際に必要になるのが、スポイトやニードル付き容器です。
私はニードル付き容器がアルコールインクアートに最適だと思います。
アルコールインクアートに最適! ドロッパーボトル 30ml (10本入) 価格:979円(税込、送料別) (2022/6/16時点)楽天で購入 |
また、このニードル付き容器はインクを入れることにも適していて、WSでご使用いただくピニャータなどのメタリックインクもこの容器に詰め替えています。
3: ユポ紙
WSで使用する紙はユポ ロール紙です。
【日本製 工場直販】 インクジェットロール紙 ユポ合成紙 211b 610mm×30M ユポ ロール紙 合成紙 マット合成紙 ユポロール ユポ紙 耐水紙 耐水ロール紙 マットフィルム 大判インクジェット用紙 大判ロール紙 エプソン キヤノン 中川製作所 0000-208-211B 価格:9900円(税込、送料別) (2022/6/17時点)楽天で購入 |
WSでは私が小さくカットしていますが、30mもあるロール紙なので、初めてインクアートをされる方は小さいユポ紙から始めるのが良いと思います。
インクアートビギナーの方にお勧めのユポ紙もご紹介します。
↑ A3 ユポ紙 最も厚いタイプ https://amzn.to/3N0wHsA
こちらはWSで使用するロール紙と比べるとかなり厚くしっかりしたタイプです。
ユポ紙自体は厚みがある分、熱に強いのですが、逆に失敗してヒートガンで熱しすぎた場合にベコベコ感が目立ちやすいという弱点はあると思います。

↑ A4 ユポ紙 薄いタイプ
インクアート用で描きやすく高級感のあるユポ紙です。

↑ A4 ユポ紙 厚いタイプ
以上の3つがあればアルコールインクアートは誰でも始めることができます。
部屋の換気を忘れずに、髪の長い方はしっかりと髪をまとめて作業をしてくださいね。
またアルコールインク、アルコール液はともに火気厳禁となっております。
使用の際には充分に注意し自己責任で行ってください。
では、その他に準備するものをご紹介します。
4: 防水性ビニールシート
アルコールインクやアルコール液がテーブルや床につくと取りにくく、シミになってしまいます。
防水性のビニールシートなどでお部屋を守ってください。
私は100円ショップに販売しているビニール製のテーブルクロスを愛用しています。
さらにインクを拭き取ったり、インクがユポ紙の裏側に流れてベタベタになるのを防ぐために、ビニールシートの上に吸水クロスも使用しています。
WSで使用するのは以下のブランドのものなのですが、全く同じものはもう販売されていないようです。
IPAと同じブランド『ガレージゼロ』のものなので、一緒に購入されても良いと思います。
最近100円ショップでは大きなフェルト生地を売っているのも見かけるので、それも代用できると思います。
5 : グローブ (手袋)

一番のお勧めはゴム手袋で、手のサイズよりも小さく、着けた時に指先で作業ができるくらいぴっちりするものです。
ゴムアレルギーの方もいらっしゃると思うので、WSではノーブランドのビニール手袋をご用意しています。ホームセンターなどでも購入できます。
私はグローブを外した後にすぐにユポ紙を触れられるように、粉無しタイプのグローブを愛用しています。
6 : ヒートガン または ヘアドライヤー
ヒートガンは悩まれる方が多いですね。
↑Paock https://amzn.to/3OcGtsK
Paockの小型のヒートガンは私が今までに試した物の中で、軽くて最も初心者の方にお勧めしたいタイプです。
小型ヒートガンは温度調節ができない上に温度が高すぎたり、壊れやすいものが多いです。
こちらのタイプはオンラインで探しまわった中で唯一小型ヒートガンで適温での送風モードが付いているものでした。
送風温度は50℃と最適です。
WSではこの小型ヒートガンを多くご用意しています。
そして、ご自宅にあるくるくるドライヤーを使用している方もとても多いのですが、アルコールインクアートに向くドライヤーは、風力が弱いものです。
風が強すぎるとインクのコントロールはとても難しくなります。
WSで一台だけくるくるドライヤーをご用意していますが、廃盤になったものなのでもう購入出来ません。
家電量販店でいくつかのメーカーのものの風量や風の吹き出し方向を確認しましたが、イマイチでした。
特にパナソニックさんのくるくるドライヤーはアルコールインクアートには向かないと思いました。
もしもご自宅にくるくるドライヤーがあれば、WSの時に比較出来るので是非お持ちください。
ちなみに、WSでは使用しませんが、私が愛用しているAnestyのヒートガンは温度調整ができ、温度がデジタル表示されます。
↑ Anesty https://amzn.to/3OlUX9L
設定は基本的に50〜60度くらい、カラーサンプルを作る時などは90度以上で設定しています。
弱点としては、とても重たいこと、コードが1mしかないことと、消費電力が1500wと高いこと、そして音もうるさいと思います。でも私は好きです。
9: マット + マスキングテープ
私が最もお勧めする作品の仕上げ方法としては、以下のようなマットに貼り付けて、UVカットフレームに入れる方法です。
UVカットフレームと一緒に購入される場合は、UVカットフレームの種類が多くておしゃれなマルニさんでまとめて購入するのがお勧めです。
WSでは基本的にA4サイズの厚さ2mmの白いマットを使用します。(変更する場合もあります。)

マルニさんのマット↑
ないとうさんのマット↓

WSではこのマットにマスキングテープで作品を貼り付けるところまでで終了します。
フレームに入れたい方には以下のようなUVカットフレームのご購入をおすすめしています。
UVカットフレーム

UVカットフレームには大体アクリル板が使用されているので、価格は普通のフレームより高価になりますが、フレームに入った作品は本当に美しく見えますよ。

マルニさんのフレーム↑
WSにご参加いただいた方にお伝えしたい内容は以上です:)
ご参加いただいた方、遠方からお越しいただいた方、本当にありがとうございました!
月に一回、6名さま限定でのWSになりますが、インクアートを始めてみたい方、ぜひご参加ください。
(追記: 大変申し訳ございませんが、月に一回の開催は出来なくなりました。次回開催は未定です。場所や参加人数、参加費用を変更しての開催の可能性もあります。決まり次第、ご案内させていただきます。)
(CoconoアートさんのFacebook、Instagram、ホームページで開催日程をご確認お願いいたします。)
Comments are closed