COPIC アルコールインクアート スターターセット

 

インクアートのスターターセットであるアルコールインクアートセットが2021年夏COPICから発売されました!

 

 

セット内容としては、

  • コピックインク 3色
  • カラーレスブレンダー(コピックインクの0番) 1本
  • アルコールインクアートペーパー (ユポ紙) ふんわりタイプ A5/10枚
  • レシピブック 1冊
  • 木製パネル 3枚

となっています。

 

冬の数量限定販売時にはミニフレームだったのが、木製パネルに変わって発売されました。

3つのセットの違いはインクカラーのみですね。

3つでも悩んでしまいますが、コピックインクは (現在)全部で 358色もあるんです。

こちらのセットはインクの色選びに迷っている方、お子様と一緒に試してみたい方など、初心者の方にとてもお勧めです。

 

このスターターセットの中で特に私が感動したのはレシピブックの内容の濃さです。

ブログを書いていると、インクアートのやり方って説明するのが本当に難しいんですよね….。

でもそれが本当に詳しく、写真で見て理解できるようにとても綺麗にまとめられていますし、添えられているアドバイスもとても良いです。

初心者の方でもご自宅ですぐに始められると思います。

そして本当にたくさんのインクアーティストさんの作品が載っていて、デザインや色選びにとても参考になります。

ちゃんと作品に使用されたコピックインクアートのカラー番号も記載されているんですよ。

本当に有難いことに私の作品も1ページいっぱいに掲載いただきました。

感激です。

 

このセットに入っているアルコールインクアートペーパー (ユポ紙) は、COPICさんから発売されている仕上がりふんわりタイプのユポ紙です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

アルコールインクアートペーパー ふんわりタイプ
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一般的なユポ紙が仕上がりくっきりタイプとすると、この仕上がりふんわりタイプは一般的なユポ紙とは対極的に”ふんわり”仕上がります。

(一般的なユポ紙はアルコールインクアート専用では無く、ポスターや名刺などの水に強い印刷用のつるつるした紙で、”ふんわりタイプ”や”くっきりタイプ”という表示はありません。一般的なものは何も記載されていない限りは大体”くっきりタイプ”に当たります。)

ふんわりタイプはCOPICさんオリジナルのものです。

このユポ紙を使って私が描いてみたのはこんな感じで、本当にふんわり幻想的な仕上がりです。

(ピントが合っていないわけではありませんよ。)

ふんわりタイプの仕上がりイメージ

この仕上がりふんわりタイプの良いところは、失敗しにくいところです。

初めてインクアートに挑戦される方でテクニックが無くても、なんとなくふんわりと優しく幻想的な印象の作品に仕上げることができます。

一般的なユポ紙ではこうはいかず、何年もインクアートをしている方でも、もちろん私でもインクのコントロールは難しいです。

これはユポ紙の表面がプラスチック同様ツルツルでインクが流れやすいからです。

一方ふんわりタイプはもっと紙のようなサラッと感もあるのでインクが流れにくくなっています。

くっきりタイプのユポ紙は上手くなってくると本当に繊細でくっきりとした美しいラインが出せるので、もっとアルコールインクアートを深くやっていきたいという方には是非お試しいただきたいです。

ちなみに一般的なユポ紙の仕上がりイメージはこんな感じです。

一般的なユポ紙で描いた仕上がりイメージ

ラインがもっとくっきり鮮明に表れていますね。

(もちろん反対に、失敗も”くっきり”現れます。)

 

今、限定で発売されているユポ紙もあるようです。

 

 

個人的にはCOPICさんの扱うユポ紙はとても品質が良くしっかりとしていて高級感があるという印象なのでこちらも気になる方はチェックしてみてください。

 

そして、もしアルコールインクアートセットと一緒に購入するならおすすめの商品があります。

こちらはCOPICさんではなくJacquard Piñata というアメリカのメーカーさんのメタリックインクです。

私が知る限りでは、日本ではまだ粒子タイプのメタリックインクがなく、輸入品のみです。

以前はこのメタリックインクはいつもアメリカかカナダから輸入していたので、価格変動が大きく、輸送にもとても時間がかかっていました。

ですが、今ではCOPICさんが輸入販売してくださっているので、安心して日本で購入できるようになったんです。

本当にすごいですよね、COPICさん。

その当時、商品在庫が無く、Jacquard Piñata に直接問い合わせた時期もあったのがこのカラーです。

 

アルコールインクアーティストの中で一番人気 のメタリックカラーと言えば、Jaquard Pinata の BRASS です。

Rich Gold という黄色みのあるゴールドも綺麗なんですが、暖かみのある落ち着いたBRASS は一度使ったらもう Rich Gold には戻れないくらいファンが多いカラーです。

メタリックカラーはインクアート初心者の方にも扱いやすく、表現の幅も広がり作品に高級感も出ますので、本当にお勧めです。

キラキラの細かい粒子がインクボトルの底に沈澱していますので、インクを出す度にボトルをよく振ってから使用してくださいね。

そして、気温に関わらず必ず換気をしっかりとしながらインクアートを楽しんでください。

Alcohol Ink Art : インクアートにベストな筆は?

昨日Instagramで投稿した扇状の筆の写真が意外と好評で、皆さん興味を持ってくださっているようなので、ご紹介したいと思います。

 

実は以前にもご紹介したものなので、すでに購入された方もいらっしゃるかと思います。

 

私がアルコールインクアートの時に使っている筆は、子供の頃からずっと家に眠っていた絵画用の細筆1本と、極細筆12本セットです。

家にあった細筆は細筆と言ってもアルコールインクアートにはかなり太いので、基本的には50cm以上の大きいサイズの作品に使用しています。

 

ほとんどの方はA4やA3サイズの作品作りから始められると思いますので、こちらの極細筆セットがおすすめです。

Instagramの写真に写っている筆はこのセットのものです。

私はこの筆セットを作品の大小に関係なく使用しています。

 

 

特に扇形の筆はアルコールインクアート特有の水玉模様を簡単に作ることができてとても活躍してくれます。

 

アルコール液を筆先に少し含ませてから指で筆をしごいて雨のように粒を降らせます。

アルコール液をたっぷり含ませすぎると、粒が大きすぎてせっかくの作品が滲んで台無しになってしまうので、液の量を調整しながらお試しください。

 

少し脱線しますが、上の写真はインクのカラー見本用に作っているものですが、とても人気なので使用しているユポ紙もご紹介します。

インクカラー見本には私はこちらの名刺用ユポ紙を使用しています。

厚みも0.25mmと厚手で扱いやすく気に入っています。

 

 

扇形筆の他の使い方としては、

少しテクニックが要りますが、アルコール液だけでなく完成した作品にメタリックインクを少しだけ足したい時にも使えますよ。

しかし、乾いたメタリックインクの上を筆でなぞると乾いていたメタリックの表面のツヤ感が損なわれたりして汚くなってしまう場合がありますので慎重に行ってくださいね。

この作業はリスクもあるため、本当に細かいところまでこだわりたい方にだけおすすめのテクニックです。

カラーまたはメタリックのインクを使用したら、筆をそのまま放置せずに一度アルコール液でインクを綺麗に取り除いてから水洗いしてください。

 

ちょんちょんと細かく手描きしたい時には、極細の筆がたくさん入ったこのセットは本当に便利で、筆先に弾力もあって描きやすいし丈夫です。

アルコール液を含ませた筆で線を描こうと思っても、ブラシの太さの数倍〜十数倍の太さに滲んでしまい美しい線は描きにくいので、出来るだけ細く弾力のある筆を使うことがおすすめです。

このセットの扇形筆以外は全て極細筆なので、10本とも線を描くことに適しています。

もちろん扇形筆を使用して描けば、少しかすれたような印象のランダムな複数の線を描くこともできますよ。

 

 

アルコール液を使用しますから、当然筆の傷みは早いのですが、この筆セットは全てナイロン製のブラシですから、毛も抜けにくく、1本あたり100円程なので気兼ねなく使えます。

アルコールインクアートに高級な筆を使うのは勿体無いですよ。

ぜひ試してみてくださいね。

 

(アルコール液はフローリング等につくと白っぽくなってしまいますので、作業場所に対してかなり広範囲でビニールシート等でカバーしてください。

万が一フローリング等にアルコール液がついてしまったら、出来るだけ早く拭き取ってください。)

 

 

Alcohol Ink Art : Brea Reese インク レビュー

Brea Reese  3色パック

Brea Reese のアルコールインクのレビューを書いてみようと思います。

インクアートを始めて、様々な海外のアーティストさんも参考にされている方であれば、見覚えのあるボトルかと思います。

Brea Reese もPiñata や Ranger 同様アメリカのブランドです。

しかし、Piñata や Ranger と比べ、日本ではオンラインショップでもまだまだ手に入りにくいブランドですね。

 

実は一年くらい前に購入して試したのですが、ずっとブログに書く事を後回しにしていました。

結果からお伝えすると、ボトルが改良されない限りは私はリピートしないと決めました。

 

購入した色はブラック系の3色セットのインクのみだったのですが、発色は素晴らしく良かったです。

ブラックは特に私の理想とする真っ黒なインクで、すっきりとしていてとても美しいです。

 

アルコールインクアートでは特有の、アルコール液とインクが混ざった時に浮き出てくる液がありますよね。

ブラックのインクなのに、ブラウンやピンク、オレンジ、イエローなど、出てきて欲しくない色の液が浮いてきます。

グレー系のインクでも、イエローの液が浮き出てくることが多く、とてもガッカリしますね。

 

Brea Reese のインク、上記のブラック系3色を試した限りでは、そのような色の液が浮き出てはきませんでした。

グレー系。発色がとても美しいですね 🙂

 

 

ではなぜリピートしないのかと申しますと、理由は2つあります。

 

1:ブラックのインクの伸びが良くない。

2:ボトルがチープでとても扱いにくい。

 

1:ブラックのインクの伸びが良くない。

Brea  のブラック (BLACK NOIR) は発色はとても美しいのですが、インクの伸びが良くないため、アルコールインクアートには不向きという印象でした。

インクを出すと他のカラーに比べて早く固まりアルコール液(IPA)を垂らしても色が広がりにくいという感じがしました。

BLACK NOIR: ブラック。葛藤して作りました。

私がBrea のインクを試したのは、真っ黒なブラックインクを追求していたからで、ブラックインクの質が良くなければもうBrea の必要性はありません。

ブラック以外のカラーであれば日本のコピックインクのカラーの方が断然豊富ですし、ボトルもアルコールインクアート向けに描きやすい形になっているからです。

 

2:ボトルがチープでとても扱いにくい。

そのボトルなんですが、Brea のボトルは本当にチープで、ボトルにラベルが貼ってあるのですが、そのラベルも手貼りしているのか斜めになっています。

ラベルが斜めですね….でもご愛嬌 🙂

ラベルについてはあまり気にしませんが、問題はそのキャップです。

キャップがとても閉めにくく、キャップを真っ直ぐに下ろすように気をつけて被せなければ空回りしてしまい、もう二度と閉まらないのかな… と思いました。

今までもインクのキャップについてはよくレビューを書いてきましたが、インクアートは描いている時は忙しいアートなので、キャップの閉めやすさやインクの漏れにくさはとても重要です。

 

結果として、インクの発色は良いのですが、ボトルが改良されない限りはリピートはしないと決めました。

購入から1年ほど経ちますが、一度試して以来、全く使用していません。

しかし発色は確かに綺麗なので、もう一度使用するなら私は他のボトルに移し替えて使用すると思います。

以上、Brea Reese のアルコールインクインクのレビューでした。

 

Marble & Waves を Copic公式サイトでご紹介いただきました

 

 

ご報告が遅くなってしまいましたが、Instgram を見ていただいた方はもうご存知かもしれませんね。

COPICのバリオスインクがコピックインクにリニューアルして、アルコールインクアートのためにボトルが改良されたのはアルコールインクアートをされている皆さんすでにご存知かと思います。

リニューアルされたのをきっかけにCOPIC公式ホームページでは、遂にアルコールインクアートについての紹介ページが追加されたのですが、そこでMarble & Waves と私の作品をご紹介いただきました。

https://copic.jp/howto/ink-art/

 

2年前からCOPICさんのインクのファンだったので、とても感激しています。

アルコールインクアートを始めたのは2年半前で、当時はロンドンに住んでいて、日本のメーカーであるCOPICさんのインクは高価で買うことができませんでした。

最初はイギリスでも安く購入できるアメリカのブランド、Jacquard Piñata (ジャカード ピニャータ) やRenger (レンジャー) を購入して練習していました。

帰国後すぐにCOPICバリオスインクを注文し、それからはずっとバリオスインクを使っていました。

 

2年半前、このブログを始めた時は日本語でのアルコールインクアートの情報が皆無でした。

その当時は英語でのまとまった情報も見つけることが難しかったんです。

最初はInstagramで # (ハッシュタグ) の中に何か情報は無いかとか、高速で流れる動画の中に何かヒントは無いかとか、画像に対するコメント全てに目を通したりとか、とにかく情報収集に時間がかかりました。

今でもよく記憶しているのは、動画や画像の中で、画面の端に映る小さなボトルのかすかに見えるか見えないかくらいのアルファベットを適当に打ち込みながらGoogle検索でヒットさせながら、『この人は何を使っているのか』を調べていました。

(本当はもっと効率の良い調べ方があったかもしれませんね。)

こうしてアルコールインクアートに何が必要なのか、を少しずつ解読していきました。

これを毎日、仕事以外の時間はずっと繰り返していました。

夢中になって気づくと朝になっていることも多く、2日に1回しか寝ていませんでした。

(当時はアルコールインクアートだけでなくレジンアートなど他フルイドアートの情報もなかったので、同時進行でこれら全てについて調べていました。)

後になって思い返すとこの生活を1か月続けた当時の私のパワーってすごかったな、と思います。

この時は仕事と帰国準備と5週間のヨーロッパ一人旅の計画をしなければいけない時期だったのですが、とにかく帰国前にできるだけ早くこのブログでフルイドアートの基本情報を伝えたいという焦りがあったので、ヨーロッパ旅行の計画が後回しになり、旅行の時には自分がどこに行きたいのか分からない、ということになりました。

 

帰国後は、ロンドンでの寝不足の生活と5週間の一人旅が過酷すぎて、しばらくは実家で何もしない生活をしていました。

ですが日本に帰ってきてやっと念願のCOPICのインクが使えるということで、また研究と実験の日々が始まりました。

2018年の春の終わり頃でしたが、その時にはすでに日本でもアルコールインクアートの認知度が少し上がり始めていました。

嬉しさと、逆に焦りも出てきてもっと勉強しなければと思うようになりました。

私は海外で4年以上生活した割には英語はあまり堪能では無いのですが、英語以外でもドイツ語やロシア語の動画でも気になったテクニックがあれば字幕から単語の意味を調べて理解しようとしていました。

ですが情報収集をしても実際にやってみると全然上手くいかず、作品も失敗ばかりで毎回落ち込んでいました。

楽しみより辛さの方が大きくなることがしょっちゅうでした。

それは今でも変わらないのですが、たまに失敗の中に何か小さな発見やヒントがあって、少しずつ進んできました。

そして時々ブログやInstagramでコメントをくださる方がいてくださって、ブログの情報を『ありがとうございます』と言っていただくことがありました。

『こんな私なのに申し訳ない』という気持ちもあったのですが、『やっぱり頑張らないと』という気持ちになりました。

 

今回コピックインクのページに掲載いただいたことをInstagramでご報告させていただいたのですが、『あの当時から読んでいます。』とか『あの時は本当に Marble & Waves 以外に情報がなくて、助かりました。』とお礼のコメントやメッセージをいただきました。

今となっては日本語でのアルコールインクアート情報が溢れかえっていて、逆に見つけたい情報を探すことが大変になってきました。

そんな中で、当時を知っていて覚えてくれている方々がいて、お礼のメッセージまでいただけるなんて、本当に幸せで報われた気持ちになります。

ありがとうございます♡

この機会をくださったCOPICさんにも本当に感謝でいっぱいです。

いつものような情報を詰め込んだ記事でなく、気持ちがいっぱいで申し訳ありません。

気持ちを書くのは恥ずかしくて苦手なのですが、読んでくださった方、ありがとうございました。

 

そして、よく『上手くいかない』、『失敗ばかりで悲しくなる』というご相談のメッセージもいただくのですが、私も同じ気持ちです。

私にとってはアートは自己嫌悪との戦いみたいで、『もう嫌だ』と思いながらも、少しずつ、今でも続けています。

私は怠け者で、飽きやすく、諦めやすい性格なのですが、それでも続けているのはやっぱり好きだからなんだと思います。

そしてありがたいことに応援してくださる方がいることで、勝手に使命感も感じています。

今年から私は60cm以上の大きめの作品を描いていますが、1作品を多分15〜20時間くらいかけて描いています。

仕上がりを見るととてもそんな時間をかけたようには見えないですし、むしろ簡単そうに見えるかもしれません。

A4ほどの小さな作品でも納得がいかなければ6時間くらいかけることもあります。

もちろんそれだけ粘っても半分以上は失敗作で終わります。

しかし、数十分で描いたものをただの失敗と思わずに、どうやって良いものに変えるか、という練習が一番大事だと思います。

毎回、最初の1滴目から失敗のように感じてしまいますが、コントロールが効かない”フルイドアート”ですから、失敗が8割以上、それを修正しながら描くものなのかもしれません。

なかなか大変なんですが、一緒に頑張りましょう。

最後まで読んでくださって本当にありがとうございました♡

 

 

新しいCOPIC INK が発売 ! 使ってみた感想

2020年5月8日、遂に待ちに待ったコピックインクが発売です!

 

今回はボトルが細く長く丸く透明なりました。

見た目は完全にマーカーペンですが、キャップを開けるとそのノズルの長さに驚きます。

ピンポイントでインクを狙って落とすことができ、さらにインクが少量で出てくるので、インク量を簡単に調整できます

以前のバリオスインクでは、とにかくノズルの口が大きかったために、インク漏れやインク垂れがひどく、描いている途中に気づくと作品の上にポタポタ落ちていて描き直し、なんてことも時々ありました。

インクが大量に出るため、無駄にインクを消費していました。

今回はインクが上品な出方をしてくれますので、本当に少しだけ、点で出したい時にはとても活躍してくれそうです。

今までは少量でインクを出したい時にも、筆を使うのが面倒くさくて直接ノズルの先をちょんっとつけて出そうとしていたんですが、どうしてもインクの出る勢いが良かったために、インクが出すぎて、結局拭き取る羽目になっていました。

なのでここが今回のボトルのリニューアルで一番大きく変化し、嬉しい点でした。

 

そしてノズルの口が小さくなったことで、キャップを閉めずにボトルを横に寝かせて置いておいても、簡単にインクが垂れてくることもありません

おそらくノズルも長い分、キャップを閉めずに置いておいてもインクの乾燥はかなり防げるのではないかと思います。

 

とは言え私はコピックさんのファンですが、回し者では無いので、私が実際に使用して感じた気になる点を2つお伝えしておこうと思います。

気になるというのはリニューアル前の方が良かったなぁという意味です。

一つはボトルが細く長くなったことによって、ボトルが硬くなった点です。

多量のインクを落としたい時にはボトルを押す時に少し力が要りますが、ビギナーの方や小さい作品を描く方にとっては全く問題ないと思います。

 

二つ目は、キャップを閉める時の回転数が多くなったことです。

たくさんキャップを回して閉めなければならないため、以前に比べると少しだけ時間がかかります。

(あと時々キャップを閉める時にキキキと音が鳴ります)

しかし、ノズルが細くなったことによってキャップを閉めなくてもインク垂れを防げるようになったので、忙しい時にはキャップを被せておいて、後で閉めてもいいかもしれませんね。

 

そして私がリニューアル後のデザインが発表された時に心配したことは、ボトルが丸くなったことでコロコロ転がらないか、ということでした。

ですが上の写真でも分かるように、キャップの側面に縦に段差がついているので、転がるのを防いでくれます。ぬかりないです。

 

ボトルもほぼ透明になったので、インクの色や残量が見やすくなりましたし、キャップのカラーマークもより実際の発色に近い色になったということで嬉しいですね。

 

インクの量が調整しやすく描きやすくなったので、これからはより繊細な表現をすることができますし、コピックインクを使ったアルコールインクアート以外の新しいアートの表現も増えていきそうな気がします。

画用紙等のユポ紙以外の紙などへの使用も増えそうですね。

 

 

 

 

『アルコールインクアートを始めよう』2020年

2017年から2年半にわたって、新しい情報や商品を見つけてはご紹介させていただいてきたのですが、情報量が多くなったので、今回はアルコールインクアートを始めたい方の為に基本の画材情報をこの1ページにまとめてみたいと思います。

今までにご紹介したことがない画材も一緒にご紹介します。

 

これさえあればアルコールインクアートが始められるもの』1〜3

『是非用意していただきたいもの』と、『あると便利なもの』4〜7

『作品の表面を守る、そして飾るためにあると良いもの』8、9

の順でご紹介します。

そして最後に少しだけ

レジンコーティング

についてもお話したいと思います。

 

ちなみにアルコールインクアートとは、アルコールインクとアルコール液を混ぜ、アルコール液の揮発を利用して描くアートです。

揮発というと難しそうに聞こえますが、お子さんと一緒に始めることもできるほど気軽に、そして簡単に始めることができます。

 

 

これさえあればアルコールインクアートが始められるもの』

 

1: アルコールインク

海外ブランドで有名なブランドは以下の2つです。

Jaquard Piñata ジャカード ピニャータ

Ranger レンジャー   (Tim Holtz  ティム ホルツ)

どちらも発色が良いのですが、ピニャータは割とはっきりした明るいカラーが多い印象で、レンジャーは中間色や繊細なカラーが多く人気です。

初めてアルコールインクアートを始める方には、メタリックゴールドも入っている9色セットが人気です。

ちなみに現在のところ、日本ブランドのインクではメタリックカラーはありません。

そのためピニャータのメタリックが一番人気となっています。

 

特にアルコールインクアートで人気のメタリックカラーは黄色みのあるゴールドらしい RICH GOLD と、さらに RICH GOLD よりも暖かみのある BRASS というゴールドです。

特に BRASS はアルコールインクアートが流行り始めた頃には世界的にも売り切れが多く購入が難しい時期があったほど、アルコールインクアート界で最も人気のカラーと言えます。

私も BRASS はメタリックカラーの中で一番よく使うカラーです。

 

レンジャーにもメタリックカラーはあるのですが、ピニャータは大容量ボトルもあるため、そちらの方が人気があります。

(海外のインクはオンラインショップ上で価格の変動がとても大きいので、購入前に比較してくださいね。また、海外配送なので届くまでに時間がかかります。)

 

日本のアルコールインクメーカーとしては、

Copic  コピック

がほぼ独占状態で、世界的にも圧倒的な人気です。

人気の理由はそのカラーの豊富さがダントツで、コストパフォーマンスの良さも大きな理由です。(しかし2020年春のリニューアルよりインク容量が減るため、少し値上がりとなります。)

↑  インクアート向けにボトルがリニューアルされたコピックインク

(左) ピニャータ、(中)レンジャー、(右)旧コピックインク(バリオスインク)

2: アルコール液 + スポイトまたはニードル付き容器

アルコールインクアートに使用するアルコール液としておすすめのものはアルコール濃度が100%に近いものです。

日本で購入できるものですと、以下の2種類がおすすめです。

– 無水エタノール

– IPA(イソプロパノールアルコール)

 

IPAの特徴としては、99.9%という最高のアルコール濃度と、コストパフォーマンスの良さです。

IPAは無水エタノールの4〜5分の1程度の価格で購入できるので、思い切ってたくさん練習できますね。

IPAの方がアルコールインクアートをする時に描き心地が良いという方も多いです。

無水エタノールを使用していた方にとっては、IPAの方が匂いが強いという意見もあります。

個人的には、アルコールの匂いに慣れてしまっているからか、換気をしながら使用すればそんなに気になりません。

しかし、人によっては気分が悪くなる場合もありますし、小さなお子様がいる場所での長時間の使用はお勧めしません。

 

そしてアルコール液を使用する際に必要になるのが、スポイトやニードル付き容器です。

海外ではスポイトを使用するのが一般的ですが、私はニードル付き容器がアルコールインクアートに最適だと思います。

理由としてはニードルの方が、使うアルコール液を少量で出すことも出来、コントロールしやすいことと、キャップ付きなのでアルコールの揮発をほぼ完全に近いほど防ぐこともできるからです。

また、このニードル付き容器はインクを入れることにも適していて、ピニャータなどのメタリックインクも入れることができます。

ニードル付き容器は大抵が中国から販売・発送されるのですが、いくつかの販売者から購入して、その中でも私は上記の販売者が一番信頼できるので、リピートしています。

不良品がほぼ入っておらず、大体いつも蓋のシリコン部分は余分に入れてくれています。

 

3: ユポ紙

ユポ紙はフィルム法合成紙の事で、主にポリプロピレン樹脂でできているため、水に強く破れにくく、屋外用のポスターなどの印刷にも使用されています。

そのためアルコールインクアートには最適な紙です。

アルコールインクアート始める方におすすめで、日本で最も人気のあるユポ紙はこちらのA4(左)、A3(右)サイズのものです。

 

厚みがあるので、ヒートガン(記事下に記載)も使用できますよ。

 

そして、大きな紙に描きたい方にはユポ ロール紙がおすすめです。

現在日本で購入出来る最大サイズのものです。幅610mm/ 914mm/ 1118mm の3種類です。長さは30mです。

Alcohol Ink Art / Yupo (ユポ紙) とは・選び方

以上の3つがあればアルコールインクアートは誰でも始めることができます。

部屋の換気を忘れずに、髪の長い方はしっかりと髪をまとめて作業をしてくださいね。

またアルコールインク、アルコール液はともに火気厳禁となっております。

使用の際には充分に注意し自己責任で行ってください。

 

次はこれらに加えて、是非用意していただきたいものと、あると便利なものをご紹介します。

 

 

4: 防水性ビニールシート 

アルコールインクは油性マジックのインクと似ていて、テーブルや床につくと取りにくく、シミになってしまいます。

同様にアルコール液もフローリング等につくと白くなってしまいます。

防水性のビニールシートなどでお部屋を守ってください。

私は100円ショップに販売しているビニール製のテーブルクロスを愛用しています。

さらにインクを拭き取ったりするために、ビニールシートの上にキッチンペーパーを敷いている方も多いのですが、キッチンペーパーを大量消費しないために、私は大きいサイズの吸水クロスも使用しています。

ご興味のある方は以下の記事をご参考ください。https://marbleandwaves.com/2020/02/29/alcohol-ink-art-まだキッチンペーパー大量消費してる?/

 

5 : グローブ (手袋)

ビニールシートと同様に必要となるものは、グローブです。

アルコール液を直接触ると、皮膚が乾燥したり、肌荒れを起こしたり、アレルギーを引き起こす原因にもなるかもしれません。

一番のお勧めはゴム手袋で、手のサイズよりもワンサイズ小さめのものです。

アルコールインクアートでは描いている時に指先もよく使いますので、指とグローブの間に隙間があると作業がしにくくなってしまいます。

私はグローブを外した後にすぐにユポ紙を触れられるように、粉無しタイプのゴム手袋を愛用しています。

こちらのグローブは破れにくくて、ここ1年はずっとリピートしています。

日本人女性の手が大きな方でもSサイズでちょうど良いくらいです。

もちろんゴムのアレルギーや赤み、かゆみなどが出た方は、ビニール製のグローブなど、他のグローブをご使用ください。

6 : ヒートガン または ヘアドライヤー

アルコールインクとアルコール液をユポ紙の上で混ぜて、息をふぅ〜っと吹きかけて描くアルコールインクアートですが、ストローや、手動のブロワーなどを使う方も多いです。

そしてヒートガンがあると、通常よりも早くアルコール液を揮発させることができ、アルコールインクアートの表現の幅がさらに広がります。

  

 

私が使用しているのは左と真ん中の2台で、用途によって使い分けています。

比較的お手頃なヒートガンは海外製のものが多く、消費電力がとても高く、延長コードを使用するのが不安なものが多いです。

左のヒートガン (アストロ) は消費電力が1200wということと、コードの長さが2mと長めだったので購入しました。

温度もすぐに上がり、波のような美しい模様を描きやすいのですが、その温度でユポ紙が火傷しやすいという弱点もありますので、扱いに慣れるまでには少し時間がかかります。

 

真ん中のもの (Anesty) は温度調整ができ、温度がデジタル表示されるので、低温で使用したい時に活躍してくれます。

弱点としては、コードが1mしかないことと、消費電力が1500wと高いこと、そして音は左のヒートガンと比べるとうるさいと思います。

 

右の小型のヒートガン (ETEPON) はおそらく日本でアルコールインクアートに最も使用されているタイプだと思います。

値段がとても安く、小型で軽く、女性でも扱いやすいという点で人気がありますが、逆に壊れやすいというレビューが多く見られます。

そして、ご自宅にあるヘアドライヤーを使用している方もとても多いのですが、アルコールインクアートに向くドライヤーは、風力が弱いものです。

風が強すぎるとインクのコントロールはとても難しくなります。

 

7 : 筆

ヒートガン同様、あると表現の幅が広がるのが筆です。

アルコール液を筆先につけて、インクアートの上にちょんちょんとつけると、かわいい水玉模様が現れます。

線を描いてみたり、筆の形を変えていろいろと試してみると良いですね。

アルコール液を使用するため、筆が傷みやすいので、安いもので十分だと思います。

私は子供の頃から家に眠っていた細筆や、こちらの筆セットを使用しています。

ちょんちょんと描く時には先の細い筆、扇状の筆はアルコール液を含ませて指でしごいて雨のように粒を降らせたりと、使い分けています。

 

 

最後に、

『作品の表面を守る、そして飾るためにあると良いもの』

 

8: UVカットスプレー

仕上がったアルコールインクアート作品の表面を守る為にオススメなのが、UVカットスプレーです。

UVカットだけでなく、退色を防いだり、作品の表面が埃などで汚れるのを防いでくれる役割もあるそうです。

ちなみにレジンコーティングをされる場合にも、コーティング前にこのスプレーが必要になります。

スプレーしないと、レジンでインクが滲んで作品が台無しになってしまいます。

グロススプレー(左)とマットスプレー(右)がありますので、お好みの方をご使用ください。

個人的にはグロススプレーの方が、スプレー前のインクの質感と大きな差が出にくく、しかしテカテカしすぎないので気に入っています。

マットスプレーはユポ紙も含め全体が元々の質感より若干マットな質感に変わります。

しかしグロススプレーでも元々のインクの質感よりも若干ツヤが失われる感じがします。

少しでもインクのツヤを失いたくない、という方にはスプレー無しで以下の方法がお勧めです。

 

9: マット + UVカットフレーム

私が最もお勧めする仕上げ方法としては、作品表面をUVカットスプレーでコーティングしてから、以下のようなマットに貼り付けて、さらにUVカットフレームに入れる方法です。

ですが、インクのツヤを失くしたくない時にはスプレー無しでUVカットフレームに入れる場合もあります。

 

マットを使う利点

マットを使うのには作品を美しく見せてくれるだけではない、大きな理由があります。

それは、フレームと作品の間に隙間を作ることです。

マットは1.5〜2mmのものが一般的ですが、これによってできるわずかな空間が作品とフレームが接触するのを防いでくれます。

インクとフレームが接触していると、フレームへの色移りが起きたり、日本のように暑い夏にはインクが柔らかくなってくっつく可能性があります。

マットの幅が細くてフレームの枠に隠れてしまう場合でも、マットの使用をお勧めします。

私はマットは主に以下の3ショップで窓抜きのオーダーをしています。

どこのショップが安いというわけではなく、マットのサイズごとに価格が違うので、欲しいマットサイズの価格を3つのショップで比べてみると良いと思います。

(その際には1.5mmと2mmで価格が違いますのでご注意ください。)

マルニ額縁画材店 楽天市場店 

自社工房の額縁専門店ないとう
アートインテリア額縁のゆうびどう

 

UVカットフレームの利点

私の場合はUVカットスプレーはUV対策の気休めと作品の表面の保護程度に考えています。

そのため、大事な作品の場合はUVカットフレームの使用をお勧めしています。

スプレー無しでUVカットフレームだけを使用する場合もありますが、これはスプレーによって作品の質感を変えたくない場合です。

 

UVカットフレームには大体アクリル板が使用されているので、価格は普通のフレームより高価になります。

以下のショップではUVカットフレームを比較的多くのデザインとサイズで扱っているのでお勧めです。

さらにマットの窓抜きにも対応していますので、マットとUVカットフレームを一緒に購入したい場合に、こちらのショップ(マルニさん)は便利だと思います。

 私はこのショップで最近このUVカットフレームの70角サイズを購入しましたが、とても気に入っています。

 

すでにお気に入りのフレームがある方はUVカットアクリル板のみをオーダーすることもできるそうです。

 

 

レジンコーティング

 

作品をレジンコーティングするのも人気ですが、レジンコーティング作業自体にもリスクも伴いますし、レジンの経年劣化とUVカットが出来ない点を考えると、現在はレジンコーティングせずにフレームに入れるのが作品を長生きさせる一番の方法だと思います。

Alcohol Ink Art : レジンコーティングのリスク

とは言え、レジンコーティングした作品はインクに瑞々しさが戻ったようでとても美しいですね。

レジンコーティングをされる際には、リスクを理解し、最低でも1回は練習した上で、十分に換気を行いながら作業をなさってくださいね。

レジンコーティングの前には、UVカットスプレーでインクの表面を保護することを忘れないでください。

この一手間を忘れてしまうと、レジンでインクが滲んで作品が台無しになってしまいますよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この1ページで必要なものがわかるようにまとめたのですが、ずいぶん長くなってしまいました。

繰り返しになりますが、みなさん、アルコールインクアートをされる際には、十分に換気をしてアートを楽しんでくださいね。

 

 

 

Alcohol Ink Art: まだキッチンペーパー大量消費してる?

アルコールインクアートの動画やWSの写真を見ているとよく見かけるのが、テーブルの上にキッチンペーパーを広げてベタベタのキッチンペーパーを使っている様子。

 

私は元々キッチンペーパーは使用しないのですが、最近ずっと気に入って愛用しているものがあります。

もう使用されている方もいらっしゃるかもしれませんが、吸水クロスがとても良い働きをしてくれます。

 

もちろん吸水クロスもたくさんのアルコール液を吸えばベタベタにはなるので、ビニールシートなどの耐水シートを下に敷かなければいけないのですが、キッチンペーパーと比較すると、その吸水力は全く違います

上から順にユポ紙、吸水クロス、ビニールシート。ちなみに私はフローリングの上にベニヤ板を敷いています。

 

そして吸水クロスは、汚れが気になれば洗うこともできますので、とても経済的ですし、環境にも優しいです。

 

洗う際には、絞ったりせずに、平らなところで軽く水分を押し出して、必ず平らなところで乾かしてください。

乾いた時に波打ってベコベコになってしまうと、ユポ紙を置いた時に傾斜がついてしまうので、とにかく吸水クロスの表面を『平らに』することが大事です。

 

私はIPA (アルコール液)を購入する時に、(愛用しているIPAのメーカーさんである) ヒロバ・ゼロで一緒に購入しました。

この吸水クロスは洗車用なのですが、他の吸水クロスや吸水タオルよりサイズが大きくアルコールインクアートにぴったりだと思い試してみました。

少し硬いフェルト状になっているため、ユポ紙をずらした時に裏返えりにくく、柔らかいタオル状のものより使い易いと思います。

 

(2020年2月11日現在)  Amazonと楽天どちらでも購入できますよ。

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私は最近は一辺が1m前後の大きな作品を描くことが多いので、こちらの吸水クロスを4枚並べて使用していますが、A3サイズの作品であれば1枚で十分です。

4枚並べていると、描いているうちにズレてくるため、現在大きいサイズの白い吸水クロスを探しているので、もし見つけたらアップデートしたいと思います。

キッチンペーパーもったいないなぁ、と感じている方は是非試してみてください。

バリオスインク、コピックインクになってリニューアル

https://www.instagram.com/p/B8gTjIPH_Ml/?utm_source=ig_web_copy_link

 

もうご存知の方も多いと思いますが、コピック公式ページやSNSで、バリオスインクのリニューアル商品コピックインクの情報が公開されました

今まではコピックの『バリオスインク』でお馴染みでしたが、リニューアルして『コピックインク』と名称変更されました。

ボトルデザインが大きく変更されましたが、中身のインクについては変更は無いとのことです。

 

ボトルの口が小さくなった事は予想通りでしたが、新しいデザインを見て一番驚いたことは、クリアボトルになったことです。

 

さらにキャップに付いていたカラーマークの色味がインクの実際の色により近い色に変わったそうで、使いたい色を簡単に探せそうで嬉しいです。

この短期間で、こんなに細かいところまで改善したんだ、と驚きでした。

 

あとは実際に使ってみて、インクの出方や、キャップをせずにボトルを横に置いた時にインクが漏れ出ないかなどを確かめたいですね。

 

全体的なデザインも素敵になりました。

 

個人的にはオリジナルのデザインも大好きだったのですが、リニューアルしてアルコールインクアート向けに機能性が向上したと共に、日本の文具らしい可愛くて綺麗なデザインになったような印象を受けました。

 

 

ただ、一つだけとても残念だった点がありました。

 

値段は変わらず内容量が25mlから12mlと、半分以下になってしまった事です。

 

バリオスインクの強みと言えば、カラーバリエーションコストパフォーマンスだったので、こちらについては本当にショッキングでした。

海外製インクと同じくらいのお値段になるので、この発表をきっかけに、日本での海外製インクの需要も増えそうな予感がしています。

 

とは言え、インクのカラーバリエーションでは今も今後も世界一だと思いますし、今回は補充インクとしてだけではなくアルコールインクアートへの使い易さも配慮されたデザインとなっているので、更にコピックインクファンが増えそうですね。

(現在、358色あります。)

 

日本最大のアルコールインクメーカーであるコピックの公式HPにもアルコールインクアートという文字が現れ、今年はどれだけインクアートの流行が加速するのだろうと考えると、期待感と、もっと練習しなくちゃと焦りの気持ちが湧いてきます。

怠け者な私にとって良いモチベーションになります。

 

発売は2020年4月中旬予定との事ですが、今から待ちきれないですね!

( 追記 : コロナウィルスの影響による生産・流通の遅れにより発売は5月上旬に延期されました。)

こちらの、コピックさんの公式HPでも詳しい情報を見ることができますし、素敵なページになっているので、ぜひご覧ください。

コピックインク

日本でも! Fluid Artが流行

 

 

大変遅くなりましたが …… 明けましておめでとうございます!

2019年は2018年と比較すると、本当にFluid Art (フルイドアート) が流行しました。

2018年は日本ではまだほとんど知られていませんでしたが、2019年に入ってからは、ワークショップが増えたり、作品を個展に出品される方が増えました。

2018年にはフルイドアクリリック(ポーリングアート/アクリリックポアーなど他の名前でも呼ばれる)の流行の兆しが見られ、2019年はアルコールインクアートが高速で流行した印象があります。

アルコールインクアートとフルイドアクリリック、どちらも、誰でも出来るその手軽さから、一気に広がっています。

 

2019年には、アルコールインクアート用に日本で購入できるIPAのご紹介をさせていただきました。

Alcohol Ink Art : 上手く描けない? IPAを使ってみて !

IPA自体は2017年にblogを始めた時にご紹介させていただいたのですが、日本では商品を見つけることができませんでした。

日本でアルコールインクアートをされている方の間では、『アルコールインクアートには無水エタノール』という観念が定着しつつありました。

2019年になってやっと日本でも良いIPAを見つけることができ、とても感動したのを覚えています。

blogで商品をご紹介させていただいて以降、IPAを使用される方が一気に増え、今では無水エタノールを使用している方は少数派となりつつあります。

IPAを使用した方々から『無水エタノールよりも描きやすく、綺麗なラインが出るようになりました!』と嬉しいコメントをいただくこともありました。

良いアルコールは、インクの上にアルコールを垂らした時点で、その良さははっきりと目に見えます。

インクの上にアルコールを垂らした時に、小さなセル (細胞状の模様) が見えるものがベストです。

まだIPAを試したことがない方は、是非使ってみてください。

 

もちろん海外にお住いの方も、別ブランドのものをオンラインやドラッグストアで購入できますよ。

イソプロピルアルコールやイソプロパノールアルコールとも呼ばれます。

アルコールを99%以上含むものが良いです。

 

いつも新しい商品を購入して試し、良いものをご紹介させていただいていますが、やはりフルイドアートには向かないものも多く、無駄になることも多いです。

そんな時は毎回とても落ち込みます。

しかし結果的には、これまでの実験や失敗があったからこそ、『私はこれを使っています』ではなく、『これが一番良い』とお伝えしてこれたのだと思います。

ニードル付き容器も、(もちろん私が販売しているわけではないのですが…) 他の様々な容器と比較し、自信を持ってお勧めできるものです。

海外ではニードル付き容器を使用している方はまだ見たことがありませんが、日本では多くの方にとってアルコールインクアートの必需品となっていることに少し驚きながらも、このblogにやりがいを感じています。

なので、良いものをご紹介でき、皆さんにも試していただいて、コメントまでいただけた時にはとても嬉しいです。

皆さん、本当にありがとうございます!

2019年には、日本のIPAをご紹介できたことがこのblogで一番成果があったことかな、と感じています。

2020年にはアルコールインクアートが日本でさらに浸透し、より幅広い年代の方々にもしていただけるようになると思います。

また、レジンアート(レジンアートペイント)も少しずつ知られ始めているので、そろそろ流行も始まるのではないのかと思います。

現在、日本ではまだレジンアートは基本的な海のデザインのものやマーブル模様が多いですが、今年はより多くのデザインが見られるのではないかと期待しています。

最後に、blogをあまり更新できず、申し訳ありません。

たくさん書きたいことがあるのですが、情報があっても実証や写真撮影まで手が回らなかったり、書く書く詐欺のようで申し訳ないです。

それにも関わらず、いつも読んでくださっている方々、Instagramにコメントをくださる方々には本当に感謝の想いでいっぱいです。

2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

Alcohol Ink Art : コピック バリオスインクが生産停止しました

 

 

みなさんの中ではもうご存知の方も多いと思いますが、2019年 6月7日にコピック公式ホームページでバリオスインクのリニューアル生産停止の発表がありました。

発表の時点では、もう既に生産を停止しているような内容でした。

これは発表内容の一部です。

 

『 コピックシリーズの補充用インク「コピックバリオスインク」のリニューアルを実施いたします。

つきましては、後継品への切り替えのため「コピックバリオスインク25ml」(全358色、空ボトル)は在庫分をもって順次販売終了とさせていただきます。

より補充しやすく、使いやすいように改良した新たな補充用インクの発売は2020年春を予定しております。詳細はあらためて正式にご案内いたしますので、しばらくお待ちください。

【対象商品】
コピックバリオスインク25ml 単色(全358色)
コピックバリオスインク25ml 空ボトル       』

 

確かにバリオスインクの細長いボトルは立てておくのが難しく、口が大きいのでインクも漏れやすくて使いにくかったのでリニューアルされるのは嬉しいですが、長期間に渡る生産停止はとても困りますよね。

この発表後は、バリオスインクを扱う画材・ステーショナリーのオンラインショップでは、”在庫無くなり次第販売終了”のような表示がされるようになりました。

ですがやはり人気カラーはもう手に入りにくい状態です。

リニューアル後の販売開始時期も 2019年 春の予定となっていますが、遅れる可能性もありますし、お気に入りの色は早めにストックされることをお勧めします。

より使いやすく、スタイリッシュなボトルになって戻ってきてほしいですね。