ヨーロッパ7ヶ国を5週間で一人旅

 

クロアチア、ドゥブロヴニクでの夕焼け

 

2018年春、帰国しました。

 

3月の上旬、ロンドンを出発してから5週間の一人旅に出ていました。

2年間イギリスに住んでいたのに旅行に行く余裕がなく、今回が

初めてのヨーロッパ旅行でした。

 

訪れた国は7カ国。

 

スコットランドのエディンバラ。

フランスのパリ、ヴェルサイユ。

ベルギーのブリュッセル。

イタリアはローマ、チンクエテッレ、フィレンツェ、ヴェネツィア。

バチカン市国。

クロアチアのザダール、スプリット、ドゥブロヴニク、サブタット。

チェコのプラハ。

 

素晴らしく、壮絶な5週間でした。

 

5週間も旅するものじゃないですね、クタクタです。

早く解放されたいと思うほどでした。

どこで何を見たのか、行き慣れたロンドンの観光名所の名前も

思い出せなくなるほど思い出もごちゃごちゃです。

 

いろんなハプニングもありました。

寝ずの移動でカフェやバーで夜を明かしたり、

スーツケースが届かず数日間荷物なしで過ごしたり、

受け取ったスーツケースは見事に破壊されていたり、

カメラが故障し急遽買い替えに走ったり、

体調を崩して優しい人たちに助けられたり。

 

そんな壮絶な旅でしたが、本当に素晴らしいものをたくさん見ました。

訪れたどの街も個性が強く圧倒されるばかりでしたが、

特に強く印象に残ったのは、

バチカンとルーブル美術館で見た虹、

チンクエテッレのレモンや植物と海の色のコントラスト、

ヴェネツィアの夕日と反射して水色に光る水面、

スプリットで見た大きなブルームーン、

ドゥブロヴニクの海のエメラルドグリーン。

 

5週間の旅で一番感動したのは自然で、とても癒されました。

 

今は旅の緊張感と疲れから解放されてホッとしています。

しばらくゆっくり休んでまた絵を描きます。

一生に一度 ? Super blue blood moon

 

2018年1月31日の

Super blue blood moon (スーパー ブルー ブラッド ムーン)、

見られましたか?

日本の私の地元の方では雨だったようで残念な思いをしたと聞きました。

 

私はスーパー ブルー ブラッド ムーンとは知らず、

たまたまハイドパークを横切って家に帰るところでした。

 

今まで見た月とは明らかに違う大きくて明るい綺麗な月で、

昇り始めた時は特に大きく、夕日と見間違えるほどでした。

 

しかしどうしてブルームーンなのにブラッド (血) なのでしょうか?

 

ブルームーンとは、ひと月で満月が2回巡ることをいいます

青いわけではないそうです。

 

ブラッドムーンは皆既月食の影響で月が赤黒く見えること。

 

そしてスーパームーンというのは、

月が地球に最も接近して大きく見えることのようです。

 

ブルームーン、ブラッドムーン、スーパームーンはそれぞれ別の現象なんですね。

この3つの現象が重なったのは、地球上で35年ぶり

アメリカでは1866年3月31日以来、なんと150年ぶりだったそうです。

なので私たちはもう二度と見られないかもしれません。

 

しかし2018年はブルームーンを2度見られる珍しい年でもあります。

次回は3月31日。

 

私はその日はまだ旅行中で、アドリア海に面したクロアチアの町に滞在している予定で

月を見られるのを楽しみにしています。

日本では桜の開花が始まる季節ですね。

良いお天気になりますように。

ロンドンのアートギャラリー / Tate Britain

 

Tate Britain

 

テート ブリテンではクラシックからモダン、主に絵画と彫刻の作品が楽しめます。

ロンドンでは比較的小さな美術館で2フロアのみなのですが、

閉館前の2時間いましたがそれでも結構急ぎ足で見て回りました。

 

 

テート ブリテンへはこちらの作品を見るために行きました。

John Everett Millais というイギリスのアーティストの ‘Ophelia’ という作品。

テート ブリテンで特に人気の高い作品です。

水の青さと美しい草花、そしておとぎ話のようなシーンが印象的です。

 

こちらも同アーティストのもので、‘The Lady of Shalott’ という作品。

 

最後にもう一作品、私が好きだったもの。

‘Cholmondeley Ladies’ という作品だそうです。

アーティストが不明なんです。

 

左右コピーしたようなデザインなのですが、よく見てみると輪郭や目の色、

ネックレス、ドレスの模様などが左右少しずつ違います。

そして母と子で、目の色やドレスの模様が同じなんです。

二人の赤ちゃんそれぞれ、お母さんそっくりです。

 

シンプルな構図ですが、その細部の違いからストーリーが気になります。

Cholmodndeley家に同じ日に生まれた二人が、同じ日に結婚し、

同じ日に子供を産んだことを表しています。

双子が全く同じ人生を歩んでいるということですね、 映画のようなストーリーです。

このアーティストの他の作品が存在するなら見てみたいです。

 

テート ブリテンでは素晴らしいイギリスのアートを多く扱っています。

ガイドブックにはあまり大きく載っていない美術館ですが、

アートが好きな方にはとてもおすすめです。

ピンタレストの活用 : 絵本のような水晶の世界

以前にも 色選びに悩んだ時の “カラーパレット” でご紹介しました、

” Pinterest (ピンタレスト) “ について。

何を描こうか悩んだ時によくピンタレストで画像を見ています。

日本では Instagram や Facebook などに比べるとピンタレストはあまり

知られていませんね。

もちろん Instagram や Facebook、Googleの画像検索でも応用できるのですが、

私は 良い画像だけを早く探したい時にはピンタレスト上で検索します。

例えば、

 

“Mineral”  (鉱石)

“Crystal”   (水晶)

 

と検索します。(英語の方がたくさん画像表示されます。)

ちなみに “Mineral” で検索したらこんな感じです。

 

 

ピンタレストでは、ユーザーが世界中の様々なウェブサイトやブログ、SNSなどから

気に入った画像 (リンク) をピンとして保存していきます。

なので Google 上で莫大な情報から探すよりは、こちらの方が効率的でおすすめです。

人気のある画像 (ピン) は画質が良く、内容も充実しています。

画像をクリックすれば、リンク元に接続され詳しい解説や記事などを読むこともできます。

 

私は博物館で鉱石や水晶を見るのがとても好きなのですが、

これなら博物館に行かなくてもすぐに画像を見ることができるので便利です。

 

鉱石に興味がある方に是非見ていただきたいのが、メキシコにある “ナイカ鉱山”です。

こちらは自然史博物館の資料で見つけたものです。

オレンジ色の小さいのは人間です。

人が小さくてフィギュアのように見えますが、逆で、水晶が大きいんです。

ここでの水晶は幅4メートル、長さ12メートルにも及ぶそうです。

1910年に発見されたこのナイカ鉱山は当時、洞窟内がカルシウムと

硫酸塩を豊富に含むお湯で満たされていました。

マグマからの熱でお湯は50度に保たれていて、その温かさによって

長年にわたり水晶が巨大に成長したそうです。

自然が生み出すものには圧倒されます。

 

せっかくなのでこちらもピンタレストで” Crystal Cave Mexico” で検索しました。

 

 

神秘的で、絵本やSF映画の世界のようですね。

こちらも気になる画像があればクリックしてその画像についての記事を読むことができます。

視覚的に情報を選択できるのは便利ですね。

アートだけでなく、インテリアデザインやDIYアイデアやファッションコーディネートなど

様々なインスピレーションをもらえるのでおすすめですよ。

おすすめ! ロンドンで絶対行きたい自然史博物館

 

今回はロンドンでの私のお気に入りの場所をご紹介します。

何度訪れてもドキドキ、ワクワクする場所です。

サウス ケンジントンにあるこちらの Natural History Museum (自然史博物館) 、

外から見ても巨大な建物にびっくりなのですが、

エントランスがまた素晴らしいんです。

いつもなら首長恐竜の化石がお出迎えなのですが……

 

 

今年 (2017年) の夏から来年の2月末まで開かれているクジラ展のために、

現在は全長25メートル、重さ4.5トンにもなる大きなクジラが出迎えてくれます。

写真では伝わりにくいのですが、そのお大きさは本当に迫力満点です。

この期間にロンドンに来られる方には是非、いえ、必ず訪れてほしい場所です。

ガイドブックでは British Museum (大英博物館) の方が大きく取り上げられて

いることが多いのですが、私は断然こちらの自然史博物館の方が好きです。

というのは、ここにいると自然や地球の素晴らしさを本当に実感します。

そしてインスピレーションの宝庫なんです。

自然史博物館のすごいところは、鉱物や化石の展示数が圧倒的に多いところ。

ほんの一部ですがシェアしたいと思います。

 

 

これが自然に生み出されるのって素晴らしいことですよね!

色の鮮やかさや形、自然が作り出したとは思えないようなその姿にいつも目を疑います。

こちらは木の化石。

石化した木の表面が、Agate (アゲート) と呼ばれる鉱物に覆われているんです。

このように木と鉱石が共存していることは珍しいことではなく、

様々な組み合わせが見られます。

パワーストーンとしても有名なアゲートは瑪瑙 (メノウ) とも呼ばれます。

聞いたことがあるという方も多いかもしれませんね。

アゲートは面白い模様や、様々な色のものがあるので、これからも

もっとシェアしていけたら良いなと思っています。

こういう色の絵が描きたいとか、この輝きを表現したいとか、

いろいろ考えるのが楽しいですよね。

 

そして逆に、自然が生み出すものと同等のものやそれ以上のものを表現することは

絶対にできないんだなぁとも感じます。

ほとんどの人が自然を楽しみ、愛します。

海に行ったり、キャンプしたり、大自然の中で写真を撮ってSNSにアップしたり…。

だけどその中の多くの人が、自然を壊しているのも事実です。

矛盾していますよね。

日本にいる時よりもロンドンにいるとそれを痛感します。

(イギリス人がというわけではありません。一部のイギリス人、ヨーロッパの人たち、

移民の人たち、観光客と様々です。もしかしたら日本人も。)

道を歩いている人が灰皿を素通りしタバコを道に捨てていったり、

車やホテルの窓からタバコやガムを投げ捨てるのを毎日目にします。

自然を愛している人と自然を大切にしている人は必ずしもいつも同じではありません。

ちょっと暗い話になってしまいましたが…

見た人が自然の美しさを思い出して大切にしたいと思うような絵が描けたらいいなぁと思います。

Inspiration / 色選びに悩んだらピンタレストを使う

 

ロンドンではついに本格的な冬に入りました。

私は見れなかったのですが、今日初雪がちらりと降ったそうです。

 

2週間ほど前までは紅葉がすっごく綺麗だったんです。

それはもう、私が生きてきた人生で一番美しい秋でした。

 

私にとってHyde Park (ハイドパーク)はロンドンでお気に入りの場所の一つで、

近くに住んでいるので、散歩したり、博物館に行くために横切ったり、

ただコーヒーを買ってのんびりしたり、たくさんの時間を過ごしましたが、

この瞬間が一番でした。

見上げても、足元を見ても、黄色やオレンジ色が光に透けてて鮮やかで

感動してばかりでした。

私は中学校以来、約15年くらい絵をちゃんと描いていませんでしたが、

また何かを描きたいと思うようになったのはロンドンだったからだと思います。

日常で誰もがアートや自然が楽しめる環境なんです。

なので、普段からいろんなものや人から刺激を受けます。

これから少しずつ素敵な博物館や美術館などもご紹介できたらいいなぁ

と思っています。

 

さて、タイトル通り、描くものや色に悩んだときなのですが、

私のオススメ方法をご紹介します!

私はフルイッドアートを始めてから、景色や写真の色を抽象的に

観察するようになりました。

 

例えばこちらの写真はすごく分かりやすいのですが、茶色、白、黄色、緑、

そしてオレンジ色です。

たとえ葉っぱの絵を描くわけでなくても、描きたいものを同じ色と

割合で描いてみたりします。

そこで、とってもオススメしたいのがこちら。

 

Pinterest (ピンタレスト) のアプリやウェブページ上で、

『Color palette (カラー パレット) 』 と検索してみてください。

 

以下のようになイメージ写真とカラーが一目でわかる画像がたくさん出てきます。

 

 

すごく便利ですよね。悩んだときのカラーパレットです。

私は『Color Palette (カラー パレット) 』フォルダを作ってお気に入り画像に

‘ピン’ 付けして保存しています。

ピンタレストを持ってない方は是非アプリをインストールしてみてくださいね。

というわけで、今回はロンドンのハイドパークとピンタレストの

カラーパレットのご紹介でした。

ロンドンに来られた際は是非お天気のいい日を狙ってハイドパークで

ゆっくり過ごしてみてくださいね。

Fluid Artを始める前に種類を知ろう

Fluid Art (フルイド/フルイッド アート) と言っても実は種類はいろいろあるんです。

Fluid Artとは?

上の記事でもお話ししたように Fluid Art は

Mixed Media Art (ミックスド メディア アート) とも呼ばれています。

ミックスするものによって制作工程や作品の印象が変わってきます。

現在 Fluid Art と呼ばれているものは大きく分けて3種類あります。

これらは特に正式な名前は無いので画材に由来した名前で呼ばれています。

 

1 Alcohol Ink Art (アルコール インク アート)

アルコールインクというと聞きなれない感じがしますが、

実は油性ペンのインクや、エアブラシアートに使われたりしている

身近なものだったりもします。

アルコール液の表面張力と気化を利用した新しいアートです。

発色がよく、絵本の中のような美しい幻想的なアートに使われる

ことが多い為、女性に人気があります。

アーティストも大半が女性アーティストです。

 

 

2 Fluid Acrylic Art (フルイド アクリリック アート)

おなじみのアクリル絵の具を使った Fluid Art です。

こちらは一言では言い表すことが難しいのですが、セルと呼ばれる

細胞のような模様が特徴で、海外で今とても人気のアートです。

出来上がった作品はもちろん素晴らしいのですが、セルが生まれる様子が

とても面白く、多くのアーティストが制作過程を動画でアップしています。

アーティストや技法によって、

Fluid Acrylic Pour (フルイッド アクリリック ポア)、

Acrylic Dirty Pour(アクリリック ダーティー ポア)

など他の名前で呼ばれることもよくあります。

 

 

3 Resin Art (レジン アート)

レジンは聞いたことがある方、工作で使ったことがある方も

多いのではないかと思います。

アクセサリーやフィギュア製作によく使われる樹脂です。

2のフルイッド アクリリック アートのような

デザインで使われることが多いのですが、より透明感と奥行きがあり、

ガラスに似たツヤが特徴です。

キャンバスだけではなく、テーブルなどの家具やガラス等に

ペイントされたりもします。

レジン自体は色素ではなく透明のものなので、

アクリル絵の具などの色素 (ピグメント) と一緒に使用されます。

その場合は フルイド アクリリック アート ではなく、 レジン アートと呼ばれます。

レジンを使用した作品の方が制作に時間もかかり、

また材料費が高価になる傾向があります。

 

Marble & Waves では、ご紹介した3種類の Fluid Art 全てにフォーカスしています。

Fluid Artとは?

Fluid Art (フルイッド/フルイド アート)

、聞いたことのない人の方が多いですよね。

 

Fluid (フルイド) とは直訳では ”流動体” という意味です。

Flow Art (フロウ アート) と呼ぶ方もいますがこれも同じで

“流れるアート” という意味ですね。

 

よく Mixed Media Art (ミックスド メディア アート)

とも呼ばれます。

 

ペインティングというと、油絵やアクリル画、水彩画は皆さんも

よくご存知ですね。

 

ミックスドメディアとは、二種類以上の素材を混ぜ合わせることなのですが、

ここでは主に色素 (アクリル絵の具など) と様々な素材 ( 主に液体 )

をミックスさせるということになります。

 

そしてその色素は Fluid (流動体) となるわけです。

 

さらさらな Fluid (流動体) となった色素は、

筆に絵の具を取りキャンバスに色を置いていくというイメージではなく、

色素を紙の上に雫のように落としたり、キャンバス上に垂らして

流し広げられます

 

卵と牛乳を入れたホットケーキミックスをホットプレートに流し込む

ようなイメージです。

 

流動体にすることによって、自然な液体の流れが表現されたり、

思いがけず面白い流れが生まれ、素晴らしい作品が

誕生したりするのです。

 

フルイド アーティストは世界中にいて、

今どんどん増えてきています。

世界中の人が魅了されているのは、それが自然界にある大理石や

濃淡のある青い海のような、誰もが美しいと感じるものを

表現しているからだと思います。

しかし、残念なことに日本ではまだフルイド アーティストを

名乗る人はほとんどいません。

 

日本語での情報が皆無で、

アーティストによってミックスさせる画材やレシピも違ってくる為、

何を揃えたらいいのかが分かりにくく、さらに

日本では材料も手に入りにくいのです (輸入品も手に入りますがとても高価です)。

 

現在私はロンドンに住んでいて、フルイド アートを独学、研究しています。

 

まだ始めたばかりなのでゆっくりですが、

日本でも フルイッド アートを始めたい方のために、自分が集めた情報をまとめるのと同時に

情報が必要な方たちにシェアできればと思い、ブログにしました。

 

そして Fluid Art を通して、地球や自然を愛しく思い、考えてくれたら一番幸せです。