COPIC アルコールインクアート スターターセット

 

インクアートのスターターセットであるアルコールインクアートセットが2021年夏COPICから発売されました!

 

 

セット内容としては、

  • コピックインク 3色
  • カラーレスブレンダー(コピックインクの0番) 1本
  • アルコールインクアートペーパー (ユポ紙) ふんわりタイプ A5/10枚
  • レシピブック 1冊
  • 木製パネル 3枚

となっています。

 

冬の数量限定販売時にはミニフレームだったのが、木製パネルに変わって発売されました。

3つのセットの違いはインクカラーのみですね。

3つでも悩んでしまいますが、コピックインクは (現在)全部で 358色もあるんです。

こちらのセットはインクの色選びに迷っている方、お子様と一緒に試してみたい方など、初心者の方にとてもお勧めです。

 

このスターターセットの中で特に私が感動したのはレシピブックの内容の濃さです。

ブログを書いていると、インクアートのやり方って説明するのが本当に難しいんですよね….。

でもそれが本当に詳しく、写真で見て理解できるようにとても綺麗にまとめられていますし、添えられているアドバイスもとても良いです。

初心者の方でもご自宅ですぐに始められると思います。

そして本当にたくさんのインクアーティストさんの作品が載っていて、デザインや色選びにとても参考になります。

ちゃんと作品に使用されたコピックインクアートのカラー番号も記載されているんですよ。

本当に有難いことに私の作品も1ページいっぱいに掲載いただきました。

感激です。

 

このセットに入っているアルコールインクアートペーパー (ユポ紙) は、COPICさんから発売されている仕上がりふんわりタイプのユポ紙です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

アルコールインクアートペーパー ふんわりタイプ
価格:550円(税込、送料別) (2021/9/18時点)

楽天で購入

 

 

一般的なユポ紙が仕上がりくっきりタイプとすると、この仕上がりふんわりタイプは一般的なユポ紙とは対極的に”ふんわり”仕上がります。

(一般的なユポ紙はアルコールインクアート専用では無く、ポスターや名刺などの水に強い印刷用のつるつるした紙で、”ふんわりタイプ”や”くっきりタイプ”という表示はありません。一般的なものは何も記載されていない限りは大体”くっきりタイプ”に当たります。)

ふんわりタイプはCOPICさんオリジナルのものです。

このユポ紙を使って私が描いてみたのはこんな感じで、本当にふんわり幻想的な仕上がりです。

(ピントが合っていないわけではありませんよ。)

ふんわりタイプの仕上がりイメージ

この仕上がりふんわりタイプの良いところは、失敗しにくいところです。

初めてインクアートに挑戦される方でテクニックが無くても、なんとなくふんわりと優しく幻想的な印象の作品に仕上げることができます。

一般的なユポ紙ではこうはいかず、何年もインクアートをしている方でも、もちろん私でもインクのコントロールは難しいです。

これはユポ紙の表面がプラスチック同様ツルツルでインクが流れやすいからです。

一方ふんわりタイプはもっと紙のようなサラッと感もあるのでインクが流れにくくなっています。

くっきりタイプのユポ紙は上手くなってくると本当に繊細でくっきりとした美しいラインが出せるので、もっとアルコールインクアートを深くやっていきたいという方には是非お試しいただきたいです。

ちなみに一般的なユポ紙の仕上がりイメージはこんな感じです。

一般的なユポ紙で描いた仕上がりイメージ

ラインがもっとくっきり鮮明に表れていますね。

(もちろん反対に、失敗も”くっきり”現れます。)

 

今、限定で発売されているユポ紙もあるようです。

 

 

個人的にはCOPICさんの扱うユポ紙はとても品質が良くしっかりとしていて高級感があるという印象なのでこちらも気になる方はチェックしてみてください。

 

そして、もしアルコールインクアートセットと一緒に購入するならおすすめの商品があります。

こちらはCOPICさんではなくJacquard Piñata というアメリカのメーカーさんのメタリックインクです。

私が知る限りでは、日本ではまだ粒子タイプのメタリックインクがなく、輸入品のみです。

以前はこのメタリックインクはいつもアメリカかカナダから輸入していたので、価格変動が大きく、輸送にもとても時間がかかっていました。

ですが、今ではCOPICさんが輸入販売してくださっているので、安心して日本で購入できるようになったんです。

本当にすごいですよね、COPICさん。

その当時、商品在庫が無く、Jacquard Piñata に直接問い合わせた時期もあったのがこのカラーです。

 

アルコールインクアーティストの中で一番人気 のメタリックカラーと言えば、Jaquard Pinata の BRASS です。

Rich Gold という黄色みのあるゴールドも綺麗なんですが、暖かみのある落ち着いたBRASS は一度使ったらもう Rich Gold には戻れないくらいファンが多いカラーです。

メタリックカラーはインクアート初心者の方にも扱いやすく、表現の幅も広がり作品に高級感も出ますので、本当にお勧めです。

キラキラの細かい粒子がインクボトルの底に沈澱していますので、インクを出す度にボトルをよく振ってから使用してくださいね。

そして、気温に関わらず必ず換気をしっかりとしながらインクアートを楽しんでください。

Alcohol Ink Art : Brea Reese インク レビュー

Brea Reese  3色パック

Brea Reese のアルコールインクのレビューを書いてみようと思います。

インクアートを始めて、様々な海外のアーティストさんも参考にされている方であれば、見覚えのあるボトルかと思います。

Brea Reese もPiñata や Ranger 同様アメリカのブランドです。

しかし、Piñata や Ranger と比べ、日本ではオンラインショップでもまだまだ手に入りにくいブランドですね。

 

実は一年くらい前に購入して試したのですが、ずっとブログに書く事を後回しにしていました。

結果からお伝えすると、ボトルが改良されない限りは私はリピートしないと決めました。

 

購入した色はブラック系の3色セットのインクのみだったのですが、発色は素晴らしく良かったです。

ブラックは特に私の理想とする真っ黒なインクで、すっきりとしていてとても美しいです。

 

アルコールインクアートでは特有の、アルコール液とインクが混ざった時に浮き出てくる液がありますよね。

ブラックのインクなのに、ブラウンやピンク、オレンジ、イエローなど、出てきて欲しくない色の液が浮いてきます。

グレー系のインクでも、イエローの液が浮き出てくることが多く、とてもガッカリしますね。

 

Brea Reese のインク、上記のブラック系3色を試した限りでは、そのような色の液が浮き出てはきませんでした。

グレー系。発色がとても美しいですね 🙂

 

 

ではなぜリピートしないのかと申しますと、理由は2つあります。

 

1:ブラックのインクの伸びが良くない。

2:ボトルがチープでとても扱いにくい。

 

1:ブラックのインクの伸びが良くない。

Brea  のブラック (BLACK NOIR) は発色はとても美しいのですが、インクの伸びが良くないため、アルコールインクアートには不向きという印象でした。

インクを出すと他のカラーに比べて早く固まりアルコール液(IPA)を垂らしても色が広がりにくいという感じがしました。

BLACK NOIR: ブラック。葛藤して作りました。

私がBrea のインクを試したのは、真っ黒なブラックインクを追求していたからで、ブラックインクの質が良くなければもうBrea の必要性はありません。

ブラック以外のカラーであれば日本のコピックインクのカラーの方が断然豊富ですし、ボトルもアルコールインクアート向けに描きやすい形になっているからです。

 

2:ボトルがチープでとても扱いにくい。

そのボトルなんですが、Brea のボトルは本当にチープで、ボトルにラベルが貼ってあるのですが、そのラベルも手貼りしているのか斜めになっています。

ラベルが斜めですね….でもご愛嬌 🙂

ラベルについてはあまり気にしませんが、問題はそのキャップです。

キャップがとても閉めにくく、キャップを真っ直ぐに下ろすように気をつけて被せなければ空回りしてしまい、もう二度と閉まらないのかな… と思いました。

今までもインクのキャップについてはよくレビューを書いてきましたが、インクアートは描いている時は忙しいアートなので、キャップの閉めやすさやインクの漏れにくさはとても重要です。

 

結果として、インクの発色は良いのですが、ボトルが改良されない限りはリピートはしないと決めました。

購入から1年ほど経ちますが、一度試して以来、全く使用していません。

しかし発色は確かに綺麗なので、もう一度使用するなら私は他のボトルに移し替えて使用すると思います。

以上、Brea Reese のアルコールインクインクのレビューでした。

 

新しいCOPIC INK が発売 ! 使ってみた感想

2020年5月8日、遂に待ちに待ったコピックインクが発売です!

 

今回はボトルが細く長く丸く透明なりました。

見た目は完全にマーカーペンですが、キャップを開けるとそのノズルの長さに驚きます。

ピンポイントでインクを狙って落とすことができ、さらにインクが少量で出てくるので、インク量を簡単に調整できます

以前のバリオスインクでは、とにかくノズルの口が大きかったために、インク漏れやインク垂れがひどく、描いている途中に気づくと作品の上にポタポタ落ちていて描き直し、なんてことも時々ありました。

インクが大量に出るため、無駄にインクを消費していました。

今回はインクが上品な出方をしてくれますので、本当に少しだけ、点で出したい時にはとても活躍してくれそうです。

今までは少量でインクを出したい時にも、筆を使うのが面倒くさくて直接ノズルの先をちょんっとつけて出そうとしていたんですが、どうしてもインクの出る勢いが良かったために、インクが出すぎて、結局拭き取る羽目になっていました。

なのでここが今回のボトルのリニューアルで一番大きく変化し、嬉しい点でした。

 

そしてノズルの口が小さくなったことで、キャップを閉めずにボトルを横に寝かせて置いておいても、簡単にインクが垂れてくることもありません

おそらくノズルも長い分、キャップを閉めずに置いておいてもインクの乾燥はかなり防げるのではないかと思います。

 

とは言え私はコピックさんのファンですが、回し者では無いので、私が実際に使用して感じた気になる点を2つお伝えしておこうと思います。

気になるというのはリニューアル前の方が良かったなぁという意味です。

一つはボトルが細く長くなったことによって、ボトルが硬くなった点です。

多量のインクを落としたい時にはボトルを押す時に少し力が要りますが、ビギナーの方や小さい作品を描く方にとっては全く問題ないと思います。

 

二つ目は、キャップを閉める時の回転数が多くなったことです。

たくさんキャップを回して閉めなければならないため、以前に比べると少しだけ時間がかかります。

(あと時々キャップを閉める時にキキキと音が鳴ります)

しかし、ノズルが細くなったことによってキャップを閉めなくてもインク垂れを防げるようになったので、忙しい時にはキャップを被せておいて、後で閉めてもいいかもしれませんね。

 

そして私がリニューアル後のデザインが発表された時に心配したことは、ボトルが丸くなったことでコロコロ転がらないか、ということでした。

ですが上の写真でも分かるように、キャップの側面に縦に段差がついているので、転がるのを防いでくれます。ぬかりないです。

 

ボトルもほぼ透明になったので、インクの色や残量が見やすくなりましたし、キャップのカラーマークもより実際の発色に近い色になったということで嬉しいですね。

 

インクの量が調整しやすく描きやすくなったので、これからはより繊細な表現をすることができますし、コピックインクを使ったアルコールインクアート以外の新しいアートの表現も増えていきそうな気がします。

画用紙等のユポ紙以外の紙などへの使用も増えそうですね。

 

 

 

 

『アルコールインクアートを始めよう』2020年

2017年から2年半にわたって、新しい情報や商品を見つけてはご紹介させていただいてきたのですが、情報量が多くなったので、今回はアルコールインクアートを始めたい方の為に基本の画材情報をこの1ページにまとめてみたいと思います。

今までにご紹介したことがない画材も一緒にご紹介します。

 

これさえあればアルコールインクアートが始められるもの』1〜3

『是非用意していただきたいもの』と、『あると便利なもの』4〜7

『作品の表面を守る、そして飾るためにあると良いもの』8、9

の順でご紹介します。

そして最後に少しだけ

レジンコーティング

についてもお話したいと思います。

 

ちなみにアルコールインクアートとは、アルコールインクとアルコール液を混ぜ、アルコール液の揮発を利用して描くアートです。

揮発というと難しそうに聞こえますが、お子さんと一緒に始めることもできるほど気軽に、そして簡単に始めることができます。

 

 

これさえあればアルコールインクアートが始められるもの』

 

1: アルコールインク

海外ブランドで有名なブランドは以下の2つです。

Jaquard Piñata ジャカード ピニャータ

Ranger レンジャー   (Tim Holtz  ティム ホルツ)

どちらも発色が良いのですが、ピニャータは割とはっきりした明るいカラーが多い印象で、レンジャーは中間色や繊細なカラーが多く人気です。

初めてアルコールインクアートを始める方には、メタリックゴールドも入っている9色セットが人気です。

ちなみに現在のところ、日本ブランドのインクではメタリックカラーはありません。

そのためピニャータのメタリックが一番人気となっています。

 

特にアルコールインクアートで人気のメタリックカラーは黄色みのあるゴールドらしい RICH GOLD と、さらに RICH GOLD よりも暖かみのある BRASS というゴールドです。

特に BRASS はアルコールインクアートが流行り始めた頃には世界的にも売り切れが多く購入が難しい時期があったほど、アルコールインクアート界で最も人気のカラーと言えます。

私も BRASS はメタリックカラーの中で一番よく使うカラーです。

 

レンジャーにもメタリックカラーはあるのですが、ピニャータは大容量ボトルもあるため、そちらの方が人気があります。

(海外のインクはオンラインショップ上で価格の変動がとても大きいので、購入前に比較してくださいね。また、海外配送なので届くまでに時間がかかります。)

 

日本のアルコールインクメーカーとしては、

Copic  コピック

がほぼ独占状態で、世界的にも圧倒的な人気です。

人気の理由はそのカラーの豊富さがダントツで、コストパフォーマンスの良さも大きな理由です。(しかし2020年春のリニューアルよりインク容量が減るため、少し値上がりとなります。)

↑  インクアート向けにボトルがリニューアルされたコピックインク

(左) ピニャータ、(中)レンジャー、(右)旧コピックインク(バリオスインク)

2: アルコール液 + スポイトまたはニードル付き容器

アルコールインクアートに使用するアルコール液としておすすめのものはアルコール濃度が100%に近いものです。

日本で購入できるものですと、以下の2種類がおすすめです。

– 無水エタノール

– IPA(イソプロパノールアルコール)

 

IPAの特徴としては、99.9%という最高のアルコール濃度と、コストパフォーマンスの良さです。

IPAは無水エタノールの4〜5分の1程度の価格で購入できるので、思い切ってたくさん練習できますね。

IPAの方がアルコールインクアートをする時に描き心地が良いという方も多いです。

無水エタノールを使用していた方にとっては、IPAの方が匂いが強いという意見もあります。

個人的には、アルコールの匂いに慣れてしまっているからか、換気をしながら使用すればそんなに気になりません。

しかし、人によっては気分が悪くなる場合もありますし、小さなお子様がいる場所での長時間の使用はお勧めしません。

 

そしてアルコール液を使用する際に必要になるのが、スポイトやニードル付き容器です。

海外ではスポイトを使用するのが一般的ですが、私はニードル付き容器がアルコールインクアートに最適だと思います。

理由としてはニードルの方が、使うアルコール液を少量で出すことも出来、コントロールしやすいことと、キャップ付きなのでアルコールの揮発をほぼ完全に近いほど防ぐこともできるからです。

また、このニードル付き容器はインクを入れることにも適していて、ピニャータなどのメタリックインクも入れることができます。

ニードル付き容器は大抵が中国から販売・発送されるのですが、いくつかの販売者から購入して、その中でも私は上記の販売者が一番信頼できるので、リピートしています。

不良品がほぼ入っておらず、大体いつも蓋のシリコン部分は余分に入れてくれています。

 

3: ユポ紙

ユポ紙はフィルム法合成紙の事で、主にポリプロピレン樹脂でできているため、水に強く破れにくく、屋外用のポスターなどの印刷にも使用されています。

そのためアルコールインクアートには最適な紙です。

アルコールインクアート始める方におすすめで、日本で最も人気のあるユポ紙はこちらのA4(左)、A3(右)サイズのものです。

 

厚みがあるので、ヒートガン(記事下に記載)も使用できますよ。

 

そして、大きな紙に描きたい方にはユポ ロール紙がおすすめです。

現在日本で購入出来る最大サイズのものです。幅610mm/ 914mm/ 1118mm の3種類です。長さは30mです。

Alcohol Ink Art / Yupo (ユポ紙) とは・選び方

以上の3つがあればアルコールインクアートは誰でも始めることができます。

部屋の換気を忘れずに、髪の長い方はしっかりと髪をまとめて作業をしてくださいね。

またアルコールインク、アルコール液はともに火気厳禁となっております。

使用の際には充分に注意し自己責任で行ってください。

 

次はこれらに加えて、是非用意していただきたいものと、あると便利なものをご紹介します。

 

 

4: 防水性ビニールシート 

アルコールインクは油性マジックのインクと似ていて、テーブルや床につくと取りにくく、シミになってしまいます。

同様にアルコール液もフローリング等につくと白くなってしまいます。

防水性のビニールシートなどでお部屋を守ってください。

私は100円ショップに販売しているビニール製のテーブルクロスを愛用しています。

さらにインクを拭き取ったりするために、ビニールシートの上にキッチンペーパーを敷いている方も多いのですが、キッチンペーパーを大量消費しないために、私は大きいサイズの吸水クロスも使用しています。

ご興味のある方は以下の記事をご参考ください。https://marbleandwaves.com/2020/02/29/alcohol-ink-art-まだキッチンペーパー大量消費してる?/

 

5 : グローブ (手袋)

ビニールシートと同様に必要となるものは、グローブです。

アルコール液を直接触ると、皮膚が乾燥したり、肌荒れを起こしたり、アレルギーを引き起こす原因にもなるかもしれません。

一番のお勧めはゴム手袋で、手のサイズよりもワンサイズ小さめのものです。

アルコールインクアートでは描いている時に指先もよく使いますので、指とグローブの間に隙間があると作業がしにくくなってしまいます。

私はグローブを外した後にすぐにユポ紙を触れられるように、粉無しタイプのゴム手袋を愛用しています。

こちらのグローブは破れにくくて、ここ1年はずっとリピートしています。

日本人女性の手が大きな方でもSサイズでちょうど良いくらいです。

もちろんゴムのアレルギーや赤み、かゆみなどが出た方は、ビニール製のグローブなど、他のグローブをご使用ください。

6 : ヒートガン または ヘアドライヤー

アルコールインクとアルコール液をユポ紙の上で混ぜて、息をふぅ〜っと吹きかけて描くアルコールインクアートですが、ストローや、手動のブロワーなどを使う方も多いです。

そしてヒートガンがあると、通常よりも早くアルコール液を揮発させることができ、アルコールインクアートの表現の幅がさらに広がります。

  

 

私が使用しているのは左と真ん中の2台で、用途によって使い分けています。

比較的お手頃なヒートガンは海外製のものが多く、消費電力がとても高く、延長コードを使用するのが不安なものが多いです。

左のヒートガン (アストロ) は消費電力が1200wということと、コードの長さが2mと長めだったので購入しました。

温度もすぐに上がり、波のような美しい模様を描きやすいのですが、その温度でユポ紙が火傷しやすいという弱点もありますので、扱いに慣れるまでには少し時間がかかります。

 

真ん中のもの (Anesty) は温度調整ができ、温度がデジタル表示されるので、低温で使用したい時に活躍してくれます。

弱点としては、コードが1mしかないことと、消費電力が1500wと高いこと、そして音は左のヒートガンと比べるとうるさいと思います。

 

右の小型のヒートガン (ETEPON) はおそらく日本でアルコールインクアートに最も使用されているタイプだと思います。

値段がとても安く、小型で軽く、女性でも扱いやすいという点で人気がありますが、逆に壊れやすいというレビューが多く見られます。

そして、ご自宅にあるヘアドライヤーを使用している方もとても多いのですが、アルコールインクアートに向くドライヤーは、風力が弱いものです。

風が強すぎるとインクのコントロールはとても難しくなります。

 

7 : 筆

ヒートガン同様、あると表現の幅が広がるのが筆です。

アルコール液を筆先につけて、インクアートの上にちょんちょんとつけると、かわいい水玉模様が現れます。

線を描いてみたり、筆の形を変えていろいろと試してみると良いですね。

アルコール液を使用するため、筆が傷みやすいので、安いもので十分だと思います。

私は子供の頃から家に眠っていた細筆や、こちらの筆セットを使用しています。

ちょんちょんと描く時には先の細い筆、扇状の筆はアルコール液を含ませて指でしごいて雨のように粒を降らせたりと、使い分けています。

 

 

最後に、

『作品の表面を守る、そして飾るためにあると良いもの』

 

8: UVカットスプレー

仕上がったアルコールインクアート作品の表面を守る為にオススメなのが、UVカットスプレーです。

UVカットだけでなく、退色を防いだり、作品の表面が埃などで汚れるのを防いでくれる役割もあるそうです。

ちなみにレジンコーティングをされる場合にも、コーティング前にこのスプレーが必要になります。

スプレーしないと、レジンでインクが滲んで作品が台無しになってしまいます。

グロススプレー(左)とマットスプレー(右)がありますので、お好みの方をご使用ください。

個人的にはグロススプレーの方が、スプレー前のインクの質感と大きな差が出にくく、しかしテカテカしすぎないので気に入っています。

マットスプレーはユポ紙も含め全体が元々の質感より若干マットな質感に変わります。

しかしグロススプレーでも元々のインクの質感よりも若干ツヤが失われる感じがします。

少しでもインクのツヤを失いたくない、という方にはスプレー無しで以下の方法がお勧めです。

 

9: マット + UVカットフレーム

私が最もお勧めする仕上げ方法としては、作品表面をUVカットスプレーでコーティングしてから、以下のようなマットに貼り付けて、さらにUVカットフレームに入れる方法です。

ですが、インクのツヤを失くしたくない時にはスプレー無しでUVカットフレームに入れる場合もあります。

 

マットを使う利点

マットを使うのには作品を美しく見せてくれるだけではない、大きな理由があります。

それは、フレームと作品の間に隙間を作ることです。

マットは1.5〜2mmのものが一般的ですが、これによってできるわずかな空間が作品とフレームが接触するのを防いでくれます。

インクとフレームが接触していると、フレームへの色移りが起きたり、日本のように暑い夏にはインクが柔らかくなってくっつく可能性があります。

マットの幅が細くてフレームの枠に隠れてしまう場合でも、マットの使用をお勧めします。

私はマットは主に以下の3ショップで窓抜きのオーダーをしています。

どこのショップが安いというわけではなく、マットのサイズごとに価格が違うので、欲しいマットサイズの価格を3つのショップで比べてみると良いと思います。

(その際には1.5mmと2mmで価格が違いますのでご注意ください。)

マルニ額縁画材店 楽天市場店 

自社工房の額縁専門店ないとう
アートインテリア額縁のゆうびどう

 

UVカットフレームの利点

私の場合はUVカットスプレーはUV対策の気休めと作品の表面の保護程度に考えています。

そのため、大事な作品の場合はUVカットフレームの使用をお勧めしています。

スプレー無しでUVカットフレームだけを使用する場合もありますが、これはスプレーによって作品の質感を変えたくない場合です。

 

UVカットフレームには大体アクリル板が使用されているので、価格は普通のフレームより高価になります。

以下のショップではUVカットフレームを比較的多くのデザインとサイズで扱っているのでお勧めです。

さらにマットの窓抜きにも対応していますので、マットとUVカットフレームを一緒に購入したい場合に、こちらのショップ(マルニさん)は便利だと思います。

 私はこのショップで最近このUVカットフレームの70角サイズを購入しましたが、とても気に入っています。

 

すでにお気に入りのフレームがある方はUVカットアクリル板のみをオーダーすることもできるそうです。

 

 

レジンコーティング

 

作品をレジンコーティングするのも人気ですが、レジンコーティング作業自体にもリスクも伴いますし、レジンの経年劣化とUVカットが出来ない点を考えると、現在はレジンコーティングせずにフレームに入れるのが作品を長生きさせる一番の方法だと思います。

Alcohol Ink Art : レジンコーティングのリスク

とは言え、レジンコーティングした作品はインクに瑞々しさが戻ったようでとても美しいですね。

レジンコーティングをされる際には、リスクを理解し、最低でも1回は練習した上で、十分に換気を行いながら作業をなさってくださいね。

レジンコーティングの前には、UVカットスプレーでインクの表面を保護することを忘れないでください。

この一手間を忘れてしまうと、レジンでインクが滲んで作品が台無しになってしまいますよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この1ページで必要なものがわかるようにまとめたのですが、ずいぶん長くなってしまいました。

繰り返しになりますが、みなさん、アルコールインクアートをされる際には、十分に換気をしてアートを楽しんでくださいね。

 

 

 

バリオスインク、コピックインクになってリニューアル

https://www.instagram.com/p/B8gTjIPH_Ml/?utm_source=ig_web_copy_link

 

もうご存知の方も多いと思いますが、コピック公式ページやSNSで、バリオスインクのリニューアル商品コピックインクの情報が公開されました

今まではコピックの『バリオスインク』でお馴染みでしたが、リニューアルして『コピックインク』と名称変更されました。

ボトルデザインが大きく変更されましたが、中身のインクについては変更は無いとのことです。

 

ボトルの口が小さくなった事は予想通りでしたが、新しいデザインを見て一番驚いたことは、クリアボトルになったことです。

 

さらにキャップに付いていたカラーマークの色味がインクの実際の色により近い色に変わったそうで、使いたい色を簡単に探せそうで嬉しいです。

この短期間で、こんなに細かいところまで改善したんだ、と驚きでした。

 

あとは実際に使ってみて、インクの出方や、キャップをせずにボトルを横に置いた時にインクが漏れ出ないかなどを確かめたいですね。

 

全体的なデザインも素敵になりました。

 

個人的にはオリジナルのデザインも大好きだったのですが、リニューアルしてアルコールインクアート向けに機能性が向上したと共に、日本の文具らしい可愛くて綺麗なデザインになったような印象を受けました。

 

 

ただ、一つだけとても残念だった点がありました。

 

値段は変わらず内容量が25mlから12mlと、半分以下になってしまった事です。

 

バリオスインクの強みと言えば、カラーバリエーションコストパフォーマンスだったので、こちらについては本当にショッキングでした。

海外製インクと同じくらいのお値段になるので、この発表をきっかけに、日本での海外製インクの需要も増えそうな予感がしています。

 

とは言え、インクのカラーバリエーションでは今も今後も世界一だと思いますし、今回は補充インクとしてだけではなくアルコールインクアートへの使い易さも配慮されたデザインとなっているので、更にコピックインクファンが増えそうですね。

(現在、358色あります。)

 

日本最大のアルコールインクメーカーであるコピックの公式HPにもアルコールインクアートという文字が現れ、今年はどれだけインクアートの流行が加速するのだろうと考えると、期待感と、もっと練習しなくちゃと焦りの気持ちが湧いてきます。

怠け者な私にとって良いモチベーションになります。

 

発売は2020年4月中旬予定との事ですが、今から待ちきれないですね!

( 追記 : コロナウィルスの影響による生産・流通の遅れにより発売は5月上旬に延期されました。)

こちらの、コピックさんの公式HPでも詳しい情報を見ることができますし、素敵なページになっているので、ぜひご覧ください。

コピックインク

Alcohol Ink Art : どうやって飾る?

(追記しました。)

この質問もよく頂く質問のひとつです。

アルコールインクアートはどうやって飾っていますか?

 

すみません…  実は私は今まで一度も自分のアルコールインクアート作品を

飾ったことないんです…。

いつか飾りたいなと思いながら、つい描く方ばかりに集中してしまいます。

 

なので今回は私が絵を販売する時に、お客様にお勧めしているアルコールインクアート作品の

飾り方をご紹介します。

 

定番ですが、

マット + フレーム

です。

 

私は紙とインクの段差だったり、乾いたインクの表面が好きです。

描いた時のインクの流れやインクの持つ質感が分かるので、特にコーティングせずに

フレームに入れるのが好きです。

窓の開いたマットに作品を貼り付けて、フレームに入れます。

マットがあると奥行きと高級感がでます。

 

また、マットがあればフレームとの間にわずかなスペースが空くので、

作品が直接フレームに接触する心配がありません

もし作品とフレームがぴったりとくっついていると、暑い日にはインクは若干

柔らくなりますので、フレームに色移りする可能性があります。

繊細なインクアート作品自体も守られるのでマットの使用がお勧めですよ。

 

上の画像で私が使用したマットは以下の商品です。

最近、すぐに飾れる状態で納品する機会があったので、このマットに作品をテープで

貼り付けてフレームに入れましたが、とても良い感じで感動しました。


様々なマットサイズに希望のサイズの窓を開けてくださいますよ。

 

そしてフレームですが、私のお勧めは

UVカットフレームです。

インクは紫外線によるダメージが大きく、変色・退色します。

せっかくの作品の色が変わってしまうと残念なので、フレームは表面がUVカットの

アクリル板のものが一番安心です。

UVカットフレームはそうでないものと比べると高価になりますが、

アクリル板は丈夫ですし、何度も別の作品に入れ替えて楽しむことができますね。

 

ちなみに作品にUVバニッシュを使うこともお勧めです。

紫外線だけでなく作品の表面を埃などから守ってくれます。

お勧めは以下のホルベインさんのものですが、マットタイプとグロスタイプがあり、どちらも吹きかける前と吹きかけた後の作品(インク表面) の質感を少し変えてしまいます。

雰囲気が少し変わってしまうので、使用前に試してみてくださいね。


他メーカーのお安いものも試しましたが、ホルベインの方が噴射される粒が細かいのか、仕上がりが美しくインク滲みもありません。

私も最近ヴァニッシュスプレーを使用していますが、作品によっては質感を変えたくなく、使用しない場合もあります。

個人的にはUVカットヴァニッシュの紫外線カットお効果は気休め程度に考えているので、バニッシュした場合もUVカットフレームはあった方が良いと思います。

 

 

以前の記事でレジンコーティングのリスクについて説明していますが、

レジンコーティングでは紫外線対策はできませんし、様々な問題が起きる可能性があります。

Alcohol Ink Art : レジンコーティングのリスク

アクリル板を1枚通すことによって、レジンとは違う艶感と、クラシックな美しさが

生まれます。

フレームに入った作品は本当に綺麗ですよ。

もしお気に入りの作品を安心して、長く綺麗に飾る方法をお探しであれば、是非

マット + UVカットフレーム

をお試しください♡

UVカットフレームはこちらのショップなどで取り扱いがあります。

 

また、こちらではUVカットのアクリル板だけでも注文できるようです。

お手持ちのフレームでも利用できて便利ですね。


 

Alcohol Ink Art: お気に入りのインクカラー

 

アルコールインクアートを始めると、どんどん新しい色を揃えたくなります。

1年間で試した色は全部で59色になりました。

意外と少ないです。

その中でも、私が個人的に気に入っている色をご紹介します。

よく使うものはボトルが本当に汚れています。

最初の頃は汚れないように使ったり、ボトルをクリーニングしていたのですが、

使うインクの量が増えてからはあまり気にしていられなくなりました。

逆に使わない色は新品のように綺麗ですし、せっかく購入したのに

ほとんど使いません。

もちろん好みもありますが、使いにくい色もあります。

 

今回選んだのは以下のカラー8色と、メタリックのシルバーとゴールド。

メタリックカラーは使いやすく、作品のポイントにもなるし立体感が出るので

必ず使います。

画像では、Ranger (レンジャー) のSilver

大きいボトルの Jacqurd Piñata (ジャカード ピニャータ) のSilver

そして Jacqurd Piñata (ジャカード ピニャータ) の Rich Goldです。

レンジャーのシルバーとジャカード ピニャータのシルバーは使用感も見た目も

ほぼ変わりません。

シルバーは特にたくさん使うので、最近レンジャーのものから、

大きいボトルのジャカード ピニャータに買い換えました。

(下記のリンクも含め、海外から発送されるインクは価格が信じられないほど

大きく変更されます。

最安値から5倍以上の価格に突然変更されたり、品切れしていることも多いので、

安く購入できる時にまとめ買いするのが良いかもしれませんね。

ちなみに下の商品だと1本1000円くらいが普通だと思います。)

________________________________________________________________________

2019年3月6日追記

1か月以上、在庫切れと5倍以上の価格が続いていましたが、2月末には普通の

価格に戻っていました。

____________________________________

そして、

Jacqurd Piñata (ジャカード ピニャータ) の Mantilla Black

Blanco Blancoも最近よく使います。

Mantilla Blackはベーシックな黒Blanco Blancoはベーシックな白にあたります。

Mantilla Blackは他の色に比べるとインクが固まりやすいのか、少し使いにくいです。

ですが、コピックの黒よりも好きな黒が出るので気に入っています。

(コピックのブラック系はアルコール液と混ぜた時に、周りに蛍光色が出てきますが、

ピニャータのMantilla Blackは茶色が出てきます。)

 

Blanco Blanco は、実はアルコールインクの中で最も使いにくい色だと思います。

固まりやすく、特にアルコール液との相性が悪いので、ずっと白を敬遠していました。

ですがインクとの相性は悪くはないですし、白は良いアクセントにもなるので、

インクの上に乗せるように気をつけながら使用しています。

Jacqurd Piñata (ジャカード ピニャータ) の白、黒、シルバー、ゴールドは

本当に大量に使うので、大きいボトルで購入しています。

 

あとはCopic (コピック) のバリオスインクから6色。

画像の左から順に、

 

<Y28>  Lionet Gold

コピックのゴールドですがメタリック感はありません。黄色と茶色の中間色です。

色んな色との相性が良く、差し色によく使っています。

 

-<C10>  Cool Gray No.10

グレーと言うよりはダークブルーのような発色をするので、私はグレーとして

使用することはありません。

ブルー系カラー(BやBG)から選ぶと理想よりも明るい発色をすることが多いので、

ダークブルーはCool Gray系から見つけます。

No.によって色の濃さが変わります。

グレーを使いたい方には、Toner Gray系がおすすめですよ。

Neutral Gray系はグリーンぽいアッシュ系のグレーなります。

 

-<W6>  Warm Gray No.6

こちらもグレーなんですが、ドープグレーのようなブラウンに近い発色です。

赤みや黄みの少ない落ち着いたブラウンなら、Warm Gray系がおすすめです。

Cool Gray系同様、No.によって色の濃さが変わります。

 

-<E81>  Ivory

Lionet Gold を薄くしたようなアイボリーで、白っぽさはありません。

ブラック系と相性が良く、差し色によく使用します。

ブルー系と混ぜてカーキを作ることもあります。

 

-<BG72>  Ice Ocean

こちらはブルーとグリーンの中間色。コピックのブルー系をたくさん試しましたが、

この色が一番好きです。落ち着いたターコイズブルーのような色です。

 

-<BG70>  Ocean Mist

少し白みのある薄い水色です。

アルコール液と混ざると色が消えてしまいそうなくらい淡い色なので、他の色と喧嘩しません。

ピンクやブラウンなどの暖色との相性もとても良くて気に入っています。

 

これらのカラーは本当にたくさん使用しているので、もう2、3本目で、

必ずなくなる前にストックしています。

アルコールインクアートでは、アルコール液と混ぜることもあり、

マーカーのカラー見本からは想像していなかった発色になることも多いです。

濃い色やパープルなどの暖寒色の中間色は予想と違う発色をするものが多いと思います。

たくさんの色から理想の色を探すのは大変ですが、楽しみでもあります。

2色を混ぜて新しい色を作ることもできます。

ボトルの中で混ぜてもいいですし、ユポ紙の上で混ぜてもいいです。

是非いろいろ実験してみてください。

コピックバリオスインクのゴールド: Lionet Gold レビュー

以前もお話ししたことがあった、コピックバリオスインクのLionet Gold。

 

コピックには海外のアルコールインクブランドの Jacquard Piñata (ジャカード ピニャータ) や、

Ranger (レンジャー)のようなメタリックカラーがありません。

( 2018年春にコピックに確認しました。)

 

それらのブランドにはゴールドやシルバーだけでなく、コッパーやローズゴールド、パールなど

いろんなカラーがあるのが魅力的です。

 

コピックではゴールドに該当する色はLionet Gold (Y28) ですが、メタリックではないとのことでした。

バリオスインクはもともとコピックマーカーの補充用インクなのでメタリックがないのは

仕方がないです。

 

それでもずっとLionet Goldがどれくらいゴールドなのか気になっていたので、最近購入し、

ジャカード ピニャータのRICH GOLD、レンジャーのSILVERと比較してみました。

 

左からジャカード ピニャータ、レンジャー、コピック

 

画像はそれぞれを普通画用紙に出してみた様子です。

 

上段はそれぞれのインクをそのまま出したもの、下段はブルーのインク上に重ねてみたものです。

 

Lionet Goldは確かにゴールドっぽい色をしていますが、黄色がかった明るいブラウンという感じです。

 

やはりメタリック感は全くなく、特にブルーのインク上に重ねると混ざって

黒っぽくなってしまっているのが分かります。

 

ゴールドだと思わずに使用すれば良い色なので、それはそれでとても気に入って私はよく

差し色に使用しています。

 

日本では海外ブランドのアルコールインクはとても高価ですし、アルコールインクアートを

している人にはメタリックカラーは必須なのでいつかバリオスインクにもメタリックが

追加されると良いですね。

 

Copicバリオスインクは楽天:画材ショップ カワチさんで購入できます。

( ショップ内検索で ” バリオスインク “と入力すると全カラー表示されます。

通常価格よりも安く購入できるので、いつもここで購入しています。)

Lionel Gold は Y28です

Alcohol Ink Art: アルコールインクとキャンバスの相性は?

キャンバスに描いたアルコールインク アート作品です。

 

アルコールインクでキャンバスに描いたのは初めてです。

実験でした。

アルコールインクアートでは表面張力を利用して描くため、

基本的には防水紙であるユポ紙を使用します。

しかしキャンバスの表面もよく見ると少し撥水性のありそうな

質感なので、もしかしたらイケるかも?と思い

今回実験しました。

ちなみに使用したのは100均のキャンバスです。

差はほとんど無いかもしれませんが一応、アルコール濃度の

低い ( 100%のアルコールと比較してやや揮発性の低い )

消毒用エタノールを使用しました。

結果的には予想通りだったのですが、十分描くことは

できますが、やはりキャンバス地にインクが早く吸収されてしまう

のでアルコールインクアートならではの表面張力を活かしたアート

という感じではありませんでした。

そして、ユポ紙なら少し失敗しても直しやすいのですが、

キャンバスは直しが効きません

また、アルコールインクアートならではの技法、

描いた上からアルコールの雫を落とすとできる水玉模様が

綺麗に出来ません

 

ユポ紙の場合ははっきり綺麗な丸い輪郭の水玉模様ができる

のですが、キャンバスでは輪郭のぼやけたいびつな水玉

なってしまいました。

この画像では拡大して水玉が見やすいかもしれませんが、

遠目には大きな水玉しか見えません。

個人的にはそれが一番の問題点でした。

逆にそれさえ無ければデザインによっては全然キャンバス

でも良いかもと思うくらい、

インクの発色はユポ紙同様とても綺麗でした。

ユポ紙ではアルコールインクが乾いた後のインクのテカテカ感

が気になるので、フレームに入れたりコーティングをする必要が

あります。

ですがキャンバスの場合はインクのテカテカ感は全くないので、

コーティングせずにそのまま飾りたいという方には良いのでは

ないかと思います。

あ、今まで触れたことがありませんでしたが、

アルコールインクアートは、インクなので油性ペン同様

日に当たったりすると退色しやすいです。

なので飾る時には、せっかくの作品が色褪せないために

直射日光のあたらない室内をおすすめします。

 

– 追記 –

ジェッソコーティングされたキャンバスの使用をおすすめしているアーティストさんがいましたが、

見た目はやはりユポ紙に描くのとは違い、100均のキャンバスと大差はないように感じました。

 

使用したアルコールインク

– Copic Various Ink (コピック バリオスインク) の Light Hydrangea

<B63>

– Copic Various Ink (コピック バリオスインク) の Iris <B79>

– Copic Various Ink (コピック バリオスインク) の Napoli Yellow

<Y19>

– Copic Various Ink (コピック バリオスインク) の Cool Gray No.10

<C10>

– Jacquard Piñata (ジャカード ピニャータ) の Rich Gold

ユポ紙 を使う場合は厚手(250GSM)のこちらがおすすめです。

 

 

 

COPiCバリオスインク レビューと他ブランド比較

やっと買えました、Copicのバリオスインク。

 

購入前にもCopicと他メーカーのアルコールインクの紹介をさせていただきましたが、

北米で大人気のCOPiC バリオスインク

今回は実際に使ってみて比較しました。

 

Copic バリオスインクの最大の魅力はカラーの豊富さです。

現在、350色以上あるそうです。

 

COPiCバリオスインクは他ブランドと比べたら価格が安いのも大きな魅力です。

 

バリオスインクは、Copicマーカーの補充用インクで、形状もペンのような見た目をしています。

嬉しいのは、キャップがそれぞれのカラーになっていて、さらに見やすくカラー名と

カラーナンバーが書いてあること。

海外ブランドはキャップではカラーがわからないので、ボトルを間違えて

しまうことも多いです。

 

実際に使ってみると、

注ぎ口の穴が大きく、インクがドボドボと出てきます。

インクが出すぎちゃうし、インクが垂れてボトルがベタベタになります。

使うたびに拭き取らないといけません。

他ブランドのアルコールインクのボトルと比較しました。

左から、COPiC、ジャカード ピニャータ、レンジャー

 

注ぎ口の穴の大きさが明らかに大きいですね。

私は注ぎ口が細くて穴の小さいレンジャーが好みなのですが、

COPiCはその十数倍はありそうです。

マーカーの補充用インクなので仕方ないですね。

大きな作品には向いていると思うのですが、小さな作品では

インクの量が調節しにくく、アルコールインク アート向けのボトルではなさそうです。

 

そんなCOPiCバリオスインクですが、

発色はすごく綺麗です。

発色に関してはどのブランドもとても良いのですが、

海外ブランドのアルコールインクは原色や、濃い色のカラーがほとんどです。

バリオスインクは他ブランドには無いカラーバリエーションが素敵です。

 

カラーそれぞれのネーミングも自然の中にある色を連想させるものになっていて、

それが実際のカラーにとてもよく表れていて感心しました。

あの花の色なんだなとか、あの葉の色なんだ、とか色選びの際にも

かなり参考になりました。

いろんな色を集めたくなります。

 

カラーに関して一つだけ残念なのは、現時点ではメタリックカラーが無い事です。

金に相当するカラーは、Y28 Lionet Gold だそうですが、メタリック感はありません。

これに関してもマーカーの補充用インクなので仕方ないですね。

いつか発売されることを期待しています。

では、COPiCバリオスインクのレビューは以上です。

参考になりましたら幸いです。

 

追記 2020年春、バリオスインクはコピックインクとしてボトルがリニューアルされ更に描きやすく生まれ変わりました。