Resin Art : 海の波模様ができない… 原因はこれかも?

 

レジンアートで海の波ような模様を描きたいという方が増えていますね。

レジンアートとしてはシンプルなマーブル模様に並んで、波の模様は最もスタンダードなレジンアートですね。

作品のデザインによっては雲のようにも見えてとても素敵です。

難しそうに見えるのですが、実は最も簡単な模様で、デザインや色の組み合わせや仕上がりでいかにその模様を美しく見せるかが技術とセンスの見せ所なんです。

しかし『波の模様が出ない』とか『模様が出た後に消えてしまう』というご相談もありました。

私の場合は、波模様を出したくない時にも勝手に大発生してしまうくらいなので、はっきりと原因は分かりかねるのですが、原因として考えられる点はいくつかあります。

 

まずは波模様が発生する仕組みを知ることが大事です。

私は独学なので、厳密に言うと間違った点もあるのかもしれませんが、ふわっとご説明させていただきますね。

私はレジンアートを始める前は知らなかったのですが、色には色ごとの重さがあるんです。

この色の重さの違い (比重) によって波模様が発生するのですが、色の中で最も軽い色が白色なんだそうです。

逆に黒などの濃い色は重くなると思います。

実は軽い色ほどレジンの波模様が発生しやすいです。

なので、波模様を作りたい時は白色顔料のみを加えたレジンを使うのが最も簡単なんです。

着色していない透明のレジンに白色顔料を混ぜたレジンを垂らすとすぐに波模様が発生します。

熱や火を近づけなくても自然と発生するはずです。

熱はあくまでも模様の発生をお手伝するものなんです。

ちなみに、今までに『シリコンオイルを入れますか?』という質問を数回お受けしたことがありますが、レジンアートにはシリコンオイルは使用しません。

私は入れたことがないのでどの様な反応が見られるか分かりませんが、あまり余計なものを加えると、レジンの硬化不良や硬化後のベタつきの原因になるかもしれません。

また、オイルはレジンの表面に浮きやすく、硬化後も完全に拭き取ることが難しいと思います。

 

では次にレジンに白色顔料で着色するときの注意点をお伝えしたいと思います。

レジンの量に対して顔料(ピグメント)を加えすぎると、レジンの硬化不良、硬化後のベタつきなどの問題が発生します。

そのため、波模様も発生しにくくなったり、発生後にすぐに消えてしまうなどの問題も起きる可能性がありますね。

適切な顔料(ピグメント)の量としてはレジンの量に対し10%以下です。

 

しかしここでご確認頂きたいのが、白色の発色具合です。

レジン量に対し顔料を10%加えたのに、まだ白色が薄くて半透明に見える……という場合はその白色顔料の発色が悪いということです。

安い顔料ですと、溶けにくくダマも出来やすく、発色が悪いかもしれません。

良い顔料でしたら、10%も加えれば十分に発色し、透明感のない白色になるはずです。

 

顔料ではなく絵の具などを使用される方も多いかと思います。

絵の具というのは顔料にその他のものが混ぜられて液状(ペースト状)になっているため、レジンに絵の具を10%加えても実際の顔料は10%以下ということになりますので、色は薄くなりますね。

また、レジンに絵の具を加えると粘り気が出る感じがします。

もしかしたらこの粘り気や混ざっているものが波模様の発生を邪魔しているかもしれません。

純粋な質の良い顔料を使うことがお勧めです。

私がいつも使用しているのは以下の顔料のチタニウムホワイトです。

チタニウムホワイトは不透明な白色です。

紙コップに顔料とほんの少しのレジンを入れてよく混ぜ合わせ、ダマが無くなったら少しずつレジンを加えるのがお勧めです。

(ちなみに私は他の色もホルベインを使用しています。

同じブランドでも色によって発色が違うため、当たりハズレがあります。

比較的、中間色は発色が悪いものが多いです。

黒色も同ブランドのものを使用していますが、とても発色が良く愛用しています。)

 

室温も関係ありますか?というご質問もいただいたのですが、私の場合は季節に関係なく換気をしっかりしながら作品制作を行うので、外気温に近いのですが、波模様のでき方に差を感じたことがありません。

しかし、もちろんレジンの使用には適切な気温がありますので、それを守って作業をされた方が良いと思います。

(使用するレジンによって推奨する気温は若干違いますが、だいたい20〜25度くらいが良いとされます。説明書をご確認ください。)

特に日本の夏は暑く湿気が多くてレジンの仕上がりが悪くなるので、模様の出方にも影響があるかもしれませんね。

日本では春や秋などの過ごしやすい季節が一番レジンが扱いやすいです。

私が使用しているレジンは以下のものです。

高価ですが、黄変しにくいNEO(右)の方が好きです。

 

 

少し脱線しますが、海が好きで海のアートをしたいという気持ちで作品を制作されると思うのですが、プラスチックのカップを使っては捨てるという環境を考えていない動画や写真が散見されます。

SNS等でも多くの方がレジンアートのために用意するものにプラスチックカップを挙げていますが、プラスチックカップは必要ありません

これを見ると本当に悲しい気持ちになります。

私も初めてのレジンアートでは、知らずにプラスチックカップじゃないといけないんだと思って使用したのですが、すぐにプラスチックカップは必要ないことに気づきました。

むしろ紙コップの方が丈夫なんです。

プラスチックカップは割れやすく、再利用しにくいです。

紙コップの方が柔軟性があり、破れたりはしません。

使用後の紙コップはレジンアート同様そのまま硬化させてください。

翌日には硬く丈夫になり、繰り返し使うことによって、どんどん厚く丈夫になります。

私は常に7色分くらいの紙コップを用意しています。

どれも1年以上使用していますが、まだ2年は使えそうです。

もちろんポプシカルスティック(混ぜるための木の棒)も何度でも再利用できるのでレジンを簡単に拭き取って硬化させてくださいね。

海や自然が好きなら、ぜひ紙コップを使用し、レジンを必要な分だけ計量してアートを楽しんでください。

 

脱線してしまいましたが、波模様についてもう一点ポイントをお伝えしたいと思います。

波模様は熱を近づけると更にたくさん発生します

しかし通常は熱を近づけなくても波模様は自然と発生するので、この熱はほんの少しで良いんです。

逆に熱を長時間近づけすぎると、せっかく出来た波模様が薄くなったり、消えたりしてしまいます

レジンは温めると温かいうちはとても柔らかくなります。

そして冷める時には常温で作業した場合に比べて、とても早く硬化します。

熱を当てている時間が長いと発生した模様までも柔らかくなって薄まったり消えたりしてしまいます。

熱を当ててから1、2秒の時差があって多くの模様が発生すると思います。

すこし熱を当てて様子を見る、またすこし熱を当てて様子を見るというふうに慎重に行ってください。

波模様が発生した瞬間からはできるだけ熱を近づけない、というイメージです。

 

 

そして最後に、透明レジンを垂らしてから白色レジンを垂らす時にアドバイスがあります。

レジンを垂らした時には普通、気泡がたくさん入っていますね。

そして多少の埃が入っているかと思います。

透明レジンを垂らして、キャンバス(ウッドパネルなど)上に広げたら、さっと熱を近づけて気泡を逃します。

そうすると気泡が抜け、よりレジンがクリアに見え、表面にある埃が見つけやすくなります。

その埃を爪楊枝などで綺麗に取り除いてください。

埃を取り除いてから白色レジンを垂らしてください

なぜ白色レジンを垂らす前に埃を取り除いた方がいいのか?後じゃダメ?と思われるかもしれませんね。

もちろん後でも埃の最終チェックは欠かせません。

ですが波模様を作った後に埃を取り除くと、波の模様に埃を取り除いた亀裂のような隙間ができてしまったり、白色が引きずられたような跡が残ってしまいます。

上の写真で矢印の方向に波に亀裂が入った痕が見えますね。

ですから波模様を作った後は、なるべくレジン作品の表面を触らなくても良いように前もって準備しておくことが作品のクオリティーを高めるポイントになります。

 

波模様の作り方は以上ですが、皆さん、換気は必ず忘れずに安全にレジンアートを楽しんでくださいね。

(レジンは基本的に火気厳禁と記載されていますので、ガストーチやヒートガンなどの使用は自己責任で行ってください。レジンは有機溶剤であり、健康への影響もあります。必ず充分な換気をしながら、有機溶剤用のマスクを着用して作業を行ってください。)

 

 

 

Resin Art/ レジンアート これ便利です

今回はレジンアートについてこれまでの記事では詳しく説明していなかった

これをやっておくと便利 !

という事を4つご紹介したいと思います。

 

 

1: パネルやキャンバスの裏はマスキングテープやビニールテープで覆う

画像ではクリアのテープを貼っているのでとても見にくく申し訳ないのですが、綺麗に外側の淵に沿って貼ります。

一般的にレジンアートに使われるレジンは硬化に24時間以上かかります。

そのため、硬化途中にもキャンバスから流れ落ちるレジン液がつららのようにそのままの形で硬化してしまいます。

完全に硬化した後にこのマスキングテープを剥がせば、このレジンのつららも綺麗に取れます。

ただしテープを剥がす際には、キャンバスのサイドのレジンまで割れたり浮いたりしないように、少しずつ丁寧に剥がしてくださいね。

個人的にはマスキングテープよりビニールテープの方が好きです。

マスキングテープはレジンを吸うからか、少し剥がしにくい気がします。

 

ちなみに使用しているパネルはウッドパネルで、キャンバスなど何も張りません。

キャンバスはレジンの重さで中央が弛んでしまったり、レジンが中央に流れてしまって角だけキャンバス地がむき出しになってしまう可能性もあります。

木製パネルには大体ラワンベニヤとシナベニヤの2種類が多く見られます。

私はアートは素人なので詳しくはわかりませんが、ワランベニヤは時間経過で茶色い灰汁が出てくる場合があり、シナベニヤはその点では心配がないという情報を見たので、基本的にはシナベニヤを使用しています。

単品で購入すると割高なので、私は10枚セットなどで購入することもあります。

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2: ガストーチ (バーナー) はアルミホイルで包む

なぜそんなことをしているのかと言いますと、

まずレジンアートをしていると、手がレジンでベタベタになります。

このベタベタは本当にしつこくて、洗剤で手を洗っても落ちません。

もちろん手袋をつけて作業しているのですが、作業時間も限られているため、手袋を外したりつけたりしている余裕はあまりありません。

なので、私はガスバーナーを燃えにくいアルミホイルで包んでいます。

こうしておけばベタベタがついても、片付ける時にはアルミホイルを外してしまえば綺麗です。

もちろんガスバーナーについたレジンも放っておけば硬化するので、そのまま放置しておいても大丈夫ですよ。

(レジンは通常、火気厳禁とされています。自己責任で行ってください。

私は”有機溶剤用”ガスマスクを着用しています。

火を使わなくても、レジンを湯煎しておくと気泡が抜けやすくなります。)

 

3: 敷くのは新聞紙ではなくビニール性のシート

レジンアートを始めた頃はテーブルに新聞紙などを重ねいました。

ですが新聞紙は引火するととても危ないですし、ビニール性のシートを2枚重ねた方が便利だと最近気づきました。

ビニールについたレジンは硬化すると綺麗に剥がせるので、同じシートを繰り返し使えます。

私はシートが破れた時のために念のため2枚重ねています。

現在は新聞紙は作業部屋に置かないようにしています。

フロアを覆うのも引火しにくいベニヤ板を敷いています。

 

4: 高さ調節にポプシカルスティック

作業している時に、レジンがキャンバスの一方方向に流れてしまうことはよくあります。

キャンバスも平らに見えてもわずかに反りがあったりします。

そんな時は台 (画像では紙コップ) の下にポプシカルスティック

(アイスの棒のようなスティック)を差し込んで、高さ調整をしています。

 

今回はこれで以上です。

まだいくつかご紹介したいこともあるのですが、画像の用意ができ次第追加しますね。

 

レジンは通常、火気厳禁とされています。火を使わなくてもレジンアートはできますので自己責任で判断してください。

火を使う場合は消化器などを用意し、必ず十分に換気をしてください。

有機溶剤用ガスマスクとグローブを着用して作業してください。

 

(改めまして、レジンは基本的に火気厳禁と記載されていますので、ガストーチやヒートガンなどの使用は自己責任で行ってください。レジンは有機溶剤であり、健康への影響もあります。必ず充分な換気をしながら、有機溶剤用のマスクを着用して作業を行ってください。)

Resin Art / レジンアートを始めよう

 

まずは基本的なメディウムの作り方

正しくメディウムを作ることができれば、レジンアートは簡単です。

キャンバスの裏などレジンがついて欲しくない箇所には、あらかじめマスキングテープ

などを使って覆っておかれることをおすすめします。

材料や用意しておくと良いものについては下の記事をご覧ください。

Resin Art / レジンアートに必要なものは?

メディウムの作り方は言葉だけでは少し分かりにくいので、動画を作りました。

動画上では基本的なことをお伝えしています。

この動画で使用しているレジンは日清クリスタルレジン(上の商品)ですが、黄変しにくい日清クリスタルレジンNEO(下の商品)もお勧めです。

 

ピグメントについては、様々はものを使用できます。

動画で使用しているピグメントは、パウダーピグメント (粉末顔料) ですが、パウダーピグメントにも品質の良し悪しがあります。

良いものと悪いものを使ってみると違いがよく分かるのですが、良いものは少量でも色がしっかりとつきますし、ダマが残りにくいです。

悪いものはその逆で、たくさん入れても色がつきにくく、レジンの透明感が残りやすいです。

そして溶けにくくダマがたくさん残ります。

色がつきにくいと、ピグメントを多く入れてしまいがちなのですが、入れすぎるとレジンの硬化不良の原因になります。

完全硬化後もベタベタ感が残る場合などは、そのような原因が考えられます。

おすすめは、品質の良いパウダーピグメントか、ジェルピグメント(ジェル状の顔料)です。

 

さて、メディウムの準備ができたらキャンバスに注いでいきます。

YouTubeでレジンアートを見ていただいている方には想像しやすいと思いますが、キャンバス上にメディウムを流していきます。

 

キャンバス自体を動かしたり、スティックなどを使って模様を動かしていきます。

 

(途中と) 最後に、レジン液中に入っている気泡を追い出すために、トーチ (バーナー) やヒートガンなどの熱を近づけます。

近づけすぎたり、一点に熱を集中しすぎると、レジンの表面が焦げたり、表面だけが固くなって模様が動かせなくなったりしますので、火はなるべくキャンバスに対して斜めに、すばやく動かしてください。

熱を加えるとレジンの硬化も早まり、作業可能時間も短くなりますので、最初はある程度の模様ができてからトーチなどの使用をされる方が簡単だと思います。

レジンは通常、火気厳禁とされています。

火を使わなくてもレジンアートはできるので、自己責任で判断してください。

火を使わない場合、レジンを湯煎しておくと気泡が抜けやすくなります。

 

埃が入っていたら表面の硬化が始まる前に、爪楊枝などで取り除いておきましょう。

 

ある程度硬化が進んでしまったら、もうレジンの表面には決して触らず、

硬化時間 (レジンの種類によりますが、だいたい24時間以上) を待ってください。

 

もし触ってしまうと表面がえぐれてしまったりしますが、その場合はまた上から2層目のレジンを重ねることもできます。

その場合は、2層目を重ねる前に綺麗にレジンの表面を拭き取っておいてくださいね。

油分が残っている箇所にはレジンが定着しにくくなってしまいます。

 

 

繰り返しますが、レジンは火気厳禁とされています。自己責任で行ってください。

消化器などを用意し、必ず十分に換気をしてください。

健康のために、”有機溶剤用”ガスマスクとグローブを着用して作業してください。

グローブはぴったりとフィットして作業しやすいようにワンサイズ小さめがお勧めです。

私は手が大きいのですが、Sサイズを使用します。

ビニールは作業中にすぐ敗れてしまうので、ゴム製でパウダーフリーのものを使用しています。

上のダンロップのパウダーフリーゴム手袋は敗れたこともなく、この商品に出会ってからはずっと愛用しています。

これはホームセンターの方が安く買えるかもしれません。

 

(改めまして、レジンは基本的に火気厳禁と記載されていますので、ガストーチやヒートガンなどの使用は自己責任で行ってください。レジンは有機溶剤であり、健康への影響もあります。必ず充分な換気をしながら、有機溶剤用のマスクを着用して作業を行ってください。)

Resin Art / レジンアートに必要なものは?

 

Marble & Waves のブログでは、一番最初の記事でレジンアートについて触れましたが今回が初めての解説になります。

レジンアート自体は材料と道具さえあれば簡単にはできます。

 

< 必要な材料 >

 

1- エポキシ レジン

 

一般的には透明レジンに着色して使用します。

注意 :  UVレジンはUVライトで硬化させるレジンです。レジンアートには向きません。

注意 :  硬化時間を必ず確認して購入してください。作業可能時間と硬化時間は異なります。

(下でまた詳しく説明しますね。)

まずは、この2点に注意してレジンを選んでくださいね。

 

レジンアートに使用されるレジンはエポキシ レジンというものです。

UVライトで硬化させるUVレジンではなく、時間が経てば自然に硬化するレジンです。

 

レジンは必ず主剤と硬化剤という2本の容器が1セットになっています。

この主剤に硬化剤を加え、混ぜ合わせる (撹拌させる) と硬化が始まります

 

この主剤と硬化剤の混合比は、レジンによって違います。

主剤:硬化剤 = 1:1  または  2:1 のものが一般的です。

ちなみに現在私が使用している日新クリスタルレジンNEOの混合比は2:1で、作業可能時間が60分です。

 

作業可能時間というのは、レジンの成形に影響なく作業が可能な時間を指します。

なので、60分で硬化するわけではありません。

作業可能時間はあくまでも目安で、使用するレジンの量や厚み、着色した顔料、また気温や熱などに影響を受け短くも長くもなると思います。

熱が加わると若干早く硬化します。

 

硬化時間というのが、完全に硬化するまでにかかる時間のことです。

レジンアートに適したレジンでは基本的には硬化時間が24時間〜48時間とされるものが多いです。

日新クリスタルレジンは24〜36時間とされています。

 

海外にお住まいの方はアート レジンなどのアート用レジンが日本に比べると安く手に入ります。

使い方は全く同じですが、混合比が 1:1 のものが多いです。

ちなみに上の商品2つは、左が一般的によく使われているタイプのクリスタルレジン、右のクリスタルレジンNEOは左のものより黄変しにくい(黄色く変色しにくい)レジンです。

そのため、白や明るい色の作品なら右のNEOを強くお勧めします。

 

 

2 – ピグメント (顔料)

ピグメントにはたくさんの種類があります。

例えば、パウダーやジェルタイプの顔料や、アクリルインク、アクリル絵の具など様々なものが使用できます。

 

注意 :  ピグメントはレジンに対して10%以下のみ使用すること。

 

ピグメントが多すぎるとレジンの硬化不良や硬化後のレジンのベタつきなどの原因となります。

ですので、ピグメントは少量でも着色力があるものがおすすめです。

アクリル絵の具も使用可能ですが、量に気をつけてくださいね。

私の個人的な意見としてはアクリル絵の具の場合は純粋なピグメントではなく、絵の具として様々なものが加わっているので、純粋なピグメントと比較すると着色力は弱く、絵の具を多く加えすぎることによりレジンも硬化しにくくなる感じがするので、私はレジンアートには使用しません。

私は現在は主にパウダー顔料を使用していますが、良いジェル顔料が見つかればジェル顔料に移行したいです。

品質の悪いパウダーだとダマが残りやすいですし、綺麗に色が混ざるまでに時間がかかり、レジンアートの作業時間が減ってしまうからです。

 

 

3 – ガストーチ ( バーナー ) / ヒートガン

ガストーチなどの熱を使わずにレジンアートを綺麗に仕上げるのは至難の技です。

熱を加えることにより、レジンに混ざった気泡を簡単に取り除くことができます。

ガストーチでもヒートガンでもどちらでも大丈夫ですよ。

私は両方を使い分けています。

ガストーチは楽天で購入できます。

 

ガスバーナーは楽天で購入できます。

ヒートガンはこんなヘアドライヤーのような形をしたものが使いやすいです。

実際に私が使用しているタイプのものです。

 

 

もう少し安いヒートガンもあるのですが、その多くが1800Wです。

こちらは1200Wなので家庭の電源でも安心して使えそうだったので選びました。

ヒートガンの良い点は弱い熱風が出るので、その風でレジンを動かすことができ、表現の幅も広がります。

 

ですが、レジン自体は火気厳禁とされていますので自己責任でお願いします。

ガスマスクの着用もお勧めします。

火を使わなくてもレジンを湯煎しておくと気泡が抜けにくくなるそうです。

そして、火やヒートガンを使わない場合でもレジンを使用する時には必ず十分な換気が必要です。

 

4 – 計量カップ または 量り & スプーンなど

レジンは正確な軽量が必要です。

 混合比が正しくなければ、硬化不良などの原因になります。

計量カップや量りを使って正しく軽量する必要があります。

そのほかに、ピグメントとレジンを混ぜるための紙コップなどの容器が ( 使用する色の分 )必要になります。

また、レジンを混ぜ合わせるためのスプーンやポプシカルスティック( アイスの棒のような平らなウッドスティック ) などを数本 ( レジン液混合用 + 使用する色の分 )を用意します。

また、レジンに埃が入ってしまった時にすぐに取り除けるよう、爪楊枝なども用意しておくと便利です。

 

 

5 – パネル ( + レベル )

レジンアートをするパネル(キャンバス)が必要ですね。

初めての場合は小さなものをおすすめします。

ウッドパネルや、絵画用のキャンバスなど様々なものが使用できます。

ですが、表面が平らなものを選んでください。

私が使用しているパネルはウッドパネルで、キャンバスなど何も張りません。

キャンバスはレジンの重さで中央が弛んでしまったり、レジンが中央に流れてしまって角だけキャンバス地がむき出しになってしまう可能性もあります。

木製パネルには大体ラワンベニヤとシナベニヤの2種類が多く見られます。

私はアートは素人なので詳しくはわかりませんが、ワランベニヤは時間経過で茶色い灰汁が出てくる場合があり、シナベニヤはその点では心配がないという情報を見たので、基本的にはシナベニヤを使用しています。

単品で購入すると割高なので、私は10枚セットなどで購入することもあります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

木製パネル シナベニヤパネル S4(334×334mm)
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もちろん平らな場所で作業をしていただくのですが、できればレベル ( レベラー )を使って完全に平らかどうかをチェックするのが良いです。

レベルとはこんなものです。

大きい作品の時は長いレベルで数カ所で確認するのがおすすめです。

ちなみにスマホアプリでもレベルアプリがあります。

 

 

6 – 台

レジンアートをする時にはキャンバスを支える ( 乗せる ) 台が必要です。

レジンがキャンバスから流れ落ちた時に、キャンバスが作業台にくっついて硬化するのを防ぐためです。

台の高さは2cm以上あればキャンバスを持ち上げやすく、作業がしやすいと思います。

もちろんこの台も平らであることが大事ですね。

画像では使用した紙コップを台として再利用しています。

 

お盆のように周りに高さがあるものをキャンバスとする場合は、

レジンは流れ落ちないので、台は無くても大丈夫だと思います。

 

 

7 – 手袋

レジンでアレルギーを起こす人も多いそうです。

必ず手袋をして作業を行ってくださいね。

それにレジンは完全に硬化するまではかなりベタつきがあり、石鹸や洗剤を使って手を洗ってもなかなか綺麗に取れません。

なので髪の毛も結べる長さなら結んで、汚れても良い服装でしてくださいね。

服についてしまったらもう取れません。

 

 

8 – ビニールシートなど

レジンで床や机が汚れないようにビニールシートなどのなるべく防水性が高いもので覆ってください。

私はビニールシートを重ねることが多いです。

新聞紙の場合は、多量のレジンがこぼれると新聞紙数枚は簡単に染み込みこんでしまいます。

それに新聞紙は火を使う場合には引火しやすいです。

大事なカーペットやフローリングを汚さないために、大袈裟なくらいにしっかりとカバーしてもいいと思います。

 

以上、これらのものがあればレジンアートが始められます。

 

レジンは通常、火気厳禁とされています。

火を使わなくてもレジンアートはできますので、自己責任で判断してください。

消化器などを用意し、必ず十分に換気をしてください。

 

——————————————追記——————————————–

9 – 有機溶剤用ガスマスク

レジンは有機溶剤です。

火を使わない場合も、健康のために”有機溶剤用”ガスマスクの着用をお勧めします。

 

(改めまして、レジンは基本的に火気厳禁と記載されていますので、ガストーチやヒートガンなどの使用は自己責任で行ってください。レジンは有機溶剤であり、健康への影響もあります。必ず充分な換気をしながら、有機溶剤用のマスクを着用して作業を行ってください。)

Marble & Waves You Tube Channel !

 

Marble & Waves  YouTube   、始めました。

話すのは得意じゃないので基本的には早送りデモのみですが、

興味のある方は見にいらしてください。

アルコールインクアートとレジンアートの動画です。

iPhoneで撮影した動画なので画質はあまり良くないかもしれませんが、

ブログだけじゃ伝わりにくいイメージがなんとなく伝わると嬉しいです。